中高パスナビ編集部

2012-08-09説明会・相談会

平成26年度開校 川崎市立川崎高等学校附属中学校の説明会

2014年4月に、川崎市立で初めての中高一貫教育校「川崎市立川崎高等学校附属中学校」が開校します。
8月3日・4日・6日に、小学校5年生とその保護者を対象にした学校説明会が開催されました。説明会への事前申し込みは約3,500名に上り、関心の高さが伺えます。今日は、編集部が訪れた8月3日の説明会の概要をお届けします。

川崎市立川崎高等学校 とは

1911年(明治44年)、川崎町立女子高等技芸補習学校として創立し、昨年、創立100周年を迎えた伝統校です。現行の募集規模は、全日制普通科が4クラス、生活科学科、福祉科が各1クラス、定時制普通科(夜間)が2クラスとなっています。2014年(平成26年)度に併設型の中高一貫教育校を開設し、2017年(平成29年)度には全日制普通科が4学級編成(附属中学校からの内部進学生が3学級分+外部からの入学者が1学級分)になる予定です。

説明会では、現在建設中の校舎の計画と施設の紹介がありました。環境に配慮した設計(エコ設計)をしています。太陽光発電や地中熱を利用することも考えています。1階には、南部地域療育センターが入る予定です。

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川崎市立川崎高等学校附属中学校の概要について


- 附属中学校が目指す教育 -

川崎の「まち」「ひと」の強みを活かした教育を通して、国際都市川崎の未来をLEAD(リード)する人材を育てます。LEADとは、「先頭に立って導く」という意味があります。川崎が誇る「まち」「ひと」という財産を、未来に羽ばたく子どもたちの教育資源として、最先端の技術を活用するとともに、羽田空港など交通の要所としていっそう国際化が進む川崎をリードする人材を育てたいと考えています。

-かわさきLEADプロジェクト-

「学び」「体験」「行動」を大切にした教育を通じて生徒一人ひとりの「夢」の実現をサポートする取組みをしていきたいと考えています。次代を切り拓く生徒にとって必要な「学ぶ力」「探究する力」「コミュニケーション力」「実行力」「体力」を育成します。「LEAD」の頭文字から一つひとつを説明します。
Learn …学ぶ
とことん学ぶことを大切にします。
・基礎・基本を大切にして、学力の向上を目指します。45分7時間授業を基本とし、1年生では、国語、数学、英語は毎日学習します。基礎学力向上のための授業をします。
・6年間を見通した授業計画を進めます。中高一貫教育の特色を生かした授業を展開します。
・ICT機器を活用したわかりやすい授業をします。各教室にパソコン・電子黒板機能付きプロジェクター・書画カメラなどを常設します。
Experience…体験
本物に触れて学ぶ豊かな体験を大切にします。
・総合的な学習の時間を充実します。体験を通した探究学習、国際理解教育をします。
・学年・ステージごとの体験学習を展開します。農業、林業などの自然体験や交流活動なども予定しています。
Action…行動
自ら判断し積極的に行動を起こすことを大切にします。
Dream…夢を持つ
一人ひとりが夢に向かって努力することを支えます。
・夢の実現に向けてキャリア教育の充実を図ります。
・大学や研究機関施設等との連携、社会人先生による特別授業、仕事経験学習(職場体験、研究所訪問)などを予定しています。

-附属中学校の5つのポイント-

1.授業を大切にしていきます。
● 授業時間数の拡大- 45分7時間の授業を行います。
国語、数学、英語の3教科における授業時間数(年間)を比較すると、一般的な公立中学校が約7,000分の学習時間に対し、川崎市立川崎高等学校附属中学校は7,875分と、年間で約14時間多くなる予定です。
● 教科センター方式の採用
教科センター方式とは、教科ごとに専用の教室で授業を行うことです。
中学1・2年生については今までと同じ方式で、音楽や美術などは、特別教室を使用する特別教室型の授業を展開していきます。
中学3年生以降は、それぞれの教科の教室に移動して授業を受けます。文系ゾーン(国語、社会)、理系ゾーン(理科、数学)、メディアゾーン(英語、図書、情報処理)、芸術系ゾーン(美術、技術、書道)、音楽・講堂ゾーン(音楽、発表)を配置する予定です。
2.6年間の学習を計画的に行います。
中学1年と中学2年を「ステージ1 定着期」、中学3年 と高校1年を「ステージ2 充実期」、高校2年 と高校3年 を「ステージ3 発展期」として、系統的につなげていくイメージです。附属中学校は高校受験がないため、6年間を通した学習や生活を計画できます。キャリア教育も計画的に取り入れ、自己実現に向けていきます。
3.体験学習を取り入れていきます。
総合的な学習の時間の中で、体験学習を取り入れます。
ステージ1では、農業林業などの体験学習に取り組みます。まず体験を切り口として、いろいろな経験を学習に生かしていきます。 ステージ2では、川崎の文化や産業の学習をテーマとして探究学習をします。 ステージ3では、企業・大学・研究施設との連携を図りながら最先端技術を学習し、自己実現に向けて取り組みたいと思っています。
4.国際理解教育に力を入れます。
英語の授業を重視していきます。週5時間、毎日授業を行います。姉妹都市にある学校などとの交流を通して、世界とのつながりや自己を知る機会を設けたいと考えています。異文化交流にも取り組んでいきます。
5.ICT(パソコン等)機器を活用し、わかりやすい授業を展開していきます。
情報処理室がありますが、それ以外にも各教室の黒板の上に、電子黒板機能付きのプロジェクターが設置されます。教科書や資料などを映すようなカメラ(書画カメラ)も置きます。校内無線LANを設置していますので、いつでもどこでも誰でもICTを活用できる環境を整える計画です。
この電子機器を活用して、生徒たちにプレゼンテーションの能力をつけたいと思っています。

このように、生徒を伸ばす環境を整備しています。意欲のある生徒さんが学べるように、受け入れ準備を整えている最中です。

◆ 今後の予定
2013年(平成25年)8月に学校説明会、11月に願書等を配布する「志願説明会」、その後志願受付(1月)、検査(2月)、合格発表(2月)と続きます。
7月30日に、学校説明会等の情報を中心にお知らせするホームページを開設したので、詳しくは川崎市立川崎高等学校附属中学校開設準備のページをご参照ください。


川崎市立川崎高等学校附属中学校 入学者の募集および決定方針について


2012年(平成24年)3月12日、「川崎市立川崎高等学校附属中学校入学者決定方針」が決定して公表された日に基づき説明します。

●志願資格…小学校等を卒業見込みまたは修了見込みで通学区域内に住所を有する者。
●通学区域…川崎市内全域。
●募集定員…3学級分。現時点では男女合計で120名を考えています。男女別定員は原則として設けない予定です。
●検査の方法等…「作文を含めた適性検査」「面接」「調査書」を資料とし、総合的な選考によって入学者を決定します。適性検査とは、「国語」「算数」など教科のテストではなく、学校の個性や特色に応じて行う検査です。
川崎高校附属中学校では、体験活動をふまえて探究的に学習することを重視しています。ですので、小学校で学習してきたことや、生活体験で身につけてきたことを使って考えたり表現したりするような検査方法を考えています。

検査の日程など詳しい内容については、決定方針をもとに作成し、来年度募集要項等で示していきます。



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