進学指導重点校とは、難関大学を目指す学校として、7時限目に授業があったり土曜日にも講義があったりするカリキュラム編成の普通科高校です。(詳しくは
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現在、日比谷高校、戸山高校、青山高校、西高校、八王子東高校、立川高校、国立高校の7校が進学指導重点校として東京都教育委員会から指定されています。
現在の指定期間が平成24年度で終了することに伴い、東京都教育委員会は選定基準に対する審査を行いました。審査期間は平成21年度末から平成23年度末で、選定基準は以下の通りです。
・センター試験結果(現役)において、5教科7科目で受験する者の在籍者に占める割合がおおむね6割以上
・難関国立大学等に合格可能な得点水準以上の者の受験者に占める割合がおおむね1割以上
・難関国立大学等現役合格者数が15人
審査の結果、平成25年度からの進学指導重点校の指定が6月14日に発表されました。
新たに指定される学校はなく、日比谷、西、国立、八王子東、戸山、立川の6校が平成25年度から29年度までの5年間、進学指導重点校として指定されました。
現在指定されている青山高校は、進学指導重点校として満たすべき水準に達していないため、在校生のための特例措置として平成25・26年度の2年間に限り、進学指導重点校に指定されました。ただし、平成25年度及び平成26年度入試の大学合格実績において基準に適合すれば、平成29年度まで新たに進学指導重点校として指定されます。
また、今後東京都教育委員会は、都立中高一貫教育校(※)を進学指導重点校等と同様に、進学対策の取組を支援すると発表しました。進学指導重点校、進学指導特別推進校、進学指導推進校及び中高一貫教育校の進学指導の充実を図ることによって、全都立高校の進学指導のレベルアップにつなげていく方針です。
◆都立中高一貫教育校(※)…白鴎高等学校・附属中学校、両国高等学校・附属中学校、小石川中等教育学校、桜修館中等教育学校、武蔵高等学校・附属中学校、立川国際中等教育学校、富士高等学校・附属中学校、大泉高等学校・附属中学校、南多摩中等教育学校、三鷹中等教育学校
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