講座終了後に、TENTOの講師であり主催者の草野さんと竹林さんにお話を聞きました。
-- (編集部)TENTOで学ぶ内容を教えてください。
テクノロジーがどんなに進化しようとも決して滅びることのない知識、「IT/情報リテラシー」と「プログラミング技術」です。
パソコンやインターネット、携帯電話をうまく使いこなす技術やどういう仕組みでできているのかを知ってほしいです。
パソコンを使うだけなら簡単ですが、多くの人はパソコンの“裏”を知りません。
プログラミングがわかっていると、パソコンの中身が全て“文字”で理解できるようになります。
今後、デジタル機器がどんな形に進化したとしても、対処することが可能です。
プログラミングは、最強のITリテラシーなのです。
-- (編集部) TENTOの特徴の一つに「寺子屋教育」がありますが、どのようなものですか。
自前の校舎を持たず、年齢のちがう子がひとつの場所に集まる移動式の教室です。
学校現場では、一つの教室には基本的に同じ歳の生徒が集まります。
同じ歳ばかりの生徒が集まると、ライバル関係になりやすいです。
年齢が離れていると、教わったり教えたりといった助け合いの環境が生まれます。
他の人に教えながら自分も学べるような、みんなで知識を共有し合える教室を作っていきたいです。
-- (編集部) なぜIT教育が必要と思われるのですか。
現代は、データを知ることにはコストがかかりません。Wikipediaや政府の統計データなどネット上にデータがあふれています。
データをどう処理するか、つまり知識を手に入れたらその後どう整理するかが、これからの知的生産時代に重要なことです。そこにプログラミングの知識は必ず生かされます。
自分たちの力で生きていかなければいけないこれからの時代には、ITの技術と知識は必須だと思います。
幼少時代の柔軟なときに、遊びながら、楽しみながら技術を修得してほしいです。
小学校の頃からIT技術を学ぶ子どもたちが、大人になったときにどのように成長するか…。とても楽しみです。
6~7月頃に東京で無料体験プログラムを実施予定です。詳細が決まりましたら、TENTOのHPで紹介します。
パソコンにもともと興味がある方に来ていただくのも嬉しいですが、パソコンに苦手意識がある方や初心者の方も是非遊びにきてください。
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