錦城学園高等学校(千代田区神田錦町)と錦城高等学校(東京都小平市)を擁する学校法人 錦城学園では、錦城学園高等学校の創立130周年・錦城高等学校の創立50周年を祝い、来る6月17日(月)に東京国際フォーラムにて記念式典・祝賀会を催すこととなりました。
錦城学園高校の歴史は、1880(明治13)年に慶應義塾旧医学校跡に創立された三田予備校にはじまります。その後、学校名の変更や移転が行われ、1889(明治22)年に神田錦町に学び舎を築き、錦城学校と改称することになります。(その後、改正中学校令により錦城中学校に。)
1948(昭和23)年には新制錦城高等学校が発足。同校は1963(昭和38)年に小平市に移設されます。
錦城学園では、その黎明期に当時の著名人が教壇に立っています。政界からは尾崎行雄、犬飼毅、ジャーナリズム・文芸評論の分野からは徳富蘇峰、坪内逍遥らが、また後年には芥川龍之介、久米正雄らの作家たちも教壇に立ち活躍しました。
この6月17日に開催される同学園の記念式典・祝賀会では、「錦城の歴史」という映像作品が上映されることになっており、学園創設当時に我が国の政界・文壇の巨人たちが関わった“明治期における我が国の学校教育のルーツ”にも触れることができるに違いありません。
また、記念式典では作家・浅田次郎氏による特別講演、ならびに錦城高校の卒業生であるミュージシャン・松本孝弘氏からのビデオレター披露も行われる予定になっています。
学校法人 錦城学園
【日時】 平成25年6月17日(月) 【会場】 東京国際フォーラム |
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