2011年3月、東京都杉並区にある文化女子大学附属杉並中学校・高等学校 (※23年度から文化学園大学杉並中学・高等学校に改称)に訪問しました。
給食・昼休みの時間帯に校舎を案内していただいた様子を、本日と明日の2日間掲載します。
給食の準備中から、食事中の様子までレポートします。
ローズ・カフェ(食堂)の入口です。
今日の週替わり・日替わりメニューや献立が掲示されています。
中学生は全員が給食です。
今日の給食は「鶏肉のごまみそ焼丼」、「きゅうりと大根の甘酢和え」、「すまし汁」でした。
給食はローズカフェ内の厨房で作られます。一品一品をトレイに載せて、大型のワゴンで各教室に運ばれます。
料理長の江原さんに、学校の給食の特色を伺いました。
「専属の栄養士と一緒にメニューを作成します。旬の食材を取り入れて、飽きないようにバラエティ豊かなメニューにしています。生徒からのアンケートで好評だったメニューを取り入れることもあります。毎日約400人分の給食を作っていますが、一つ一つの盛り付けにも気を遣っています。
昨年は生徒向けに食育講演会を実施しました。私たちがメニューを考えた意図や、子どもたちに大事な栄養素について話しました。たとえば、揚げ物の付け合せに千切りキャベツがある理由は、キャベツが脂を消化しやすくするので揚げ物と千切りキャベツを一緒に食べると変に太らないことを話したところ、給食を残す生徒が減ったという嬉しい効果も出ました。今年は講演会を定期的に行うなど、給食を通じて『食育』を充実させていきたいと思います。」
高校生になると、お弁当を持参する生徒、カレーやおにぎり、麺類などをローズ・カフェで食べるそうです。
お弁当を持ってきて食べたり、出来立てのメニューを食べたり…みんな楽しそう!
中学生のクラスでも、ワイワイ話しながら給食の時間を楽しんでいます。明るい廊下のソファで食べている高校生もいました。
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