2019-06-10

後期選抜はこう実施される!【千葉】 2020年度入試用

出願について

 後期選抜の募集人員は、全体の募集人員から前期選抜等の「入学許可候補者内定者」を除いた人数です。
 前期選抜と異なり、出願後1回志願(志願した高校)・希望(志願した高校の課程、学科、三部制の部の希望)の変更ができます。
 自己申告書の扱いは前期選抜と同じです。


選考について

 学力検査及び面接等は1日で実施されます。学力検査は、前期選抜と同じく国・数・英・理・社5教科で、1教科は40分(100点)で共通問題です。国語の聞き取り検査、英語のリスニングテストも実施されます。
 理数科(くくり募集の理数科は除く)や外国語、国際関係の学科では特定教科の傾斜配点を実施しています(下表参照。前期選抜で募集定員を満たした学校は実施されません)。
 2019年度入試では、全日制123校200学科のうち面接等の検査を実施するとした学校は、面接(80校135学科)、適性検査(5校5学科)で、実施しない学校は47校63学科でした。


■学力検査における傾斜配点実施校(全日制・後期選抜 2019年度入試実績)

○数 学・理科を1.5倍( 船橋、柏、佐倉、佐原、匝瑳、成東、長生、木更津、市立千葉の理数科)
○英語を2倍(松戸国際-国際教養)
○英語を1.5倍(流山おおたかの森-国際コミュニケーション、成田国際-国際、東金-国際教養、市立稲毛-国際教養、市立松戸-国際人文)


後期選抜の選考の仕組み

 後期選抜では、前期選抜の「算式1」を使い合格者をA組・B組の2段階に分けて決定します。

算式1 X+α-m

(X、α、mについては、前期選抜参照。mの在籍中学校の評定合計平均値は事前に調べておきましょう)

(1)次の(A) (B) (C)の条件を備える者をA組とし、入学許可候補者とする。

(A) 調査書の評定について「算式1」で求めた数値で順位をつけたとき、上位80%以内(※1)にいる者。
(B) 学力検査の5教科の得点合計で順位をつけたとき、上位80%以内(※1)にいる者。
  ※1: 受検者数が募集人員以内のときは、受検者数の80%、受検者数が募集人員を超えるときは、募集人員の80%。
(C) 調査書の記載内容、学力検査の個々の教科の得点及び面接等各高校が必要に応じて実施した検査の結果等に、特に問題のない者。

(2)A組に属さない者をB組とし、入学許可候補者を次の「算式2」で求めた数値と(ア)~(エ)を資料として総合的に判定する。

算式2 Y+K×Z

Y=学力検査5教科の得点合計  K=1以上の数値(※2)  Z=算式1で求めた数値
(ア) 調査書中の国、社、数、理、音、美、保体、技術・家庭、外国語(英語)の評定。
(イ) 学力検査の成績。
(ウ) 調査書中の「教科の学習の記録」、「総合的な学習の時間の記録」、「出欠の記録」、「行動の記録」、「特別活動の記録」、「部活動の記録」、「特記事項」、「総合所見」等。
(エ) 面接等各高校が必要に応じて実施した検査の結果。

※2: 係数Kは、各高校が独自に設定します。Kの値は調査書評定の比重を表すもので、高ければ調査書重視、1に近いほど学力重視という仕組みです。

千葉県学区制度について

千葉県立高校の出願にあたっては、前期選抜、後期選抜、第2次募集とも「通学区域に関する規則」に基づいて、志望する学校を決めなければなりません。

● 千葉県の県立高校には学区制があり、地図の通り第1学区から第9学区まで定められています。前期選抜・後期選抜のいずれでも、受検者が志願できるパターンは次の通りです。

  1. ①全日制普通科⇒千葉女子高校・木更津東高校を除き自分が住んでいる学区内の高校か、となりの学区の高校。※2019年度に幕張総合高校は普通科を改編し、総合学科を設置。
  2. ②全日制専門学科、総合学科、千葉女子高校、幕張総合高校、木更津東高校⇒県内全域。
  3. ③定時制、通信制⇒県内全域。
  4. ④協定を結ぶ隣接県の公立高校を志願できる市町村がある。
  5. ④協定を結ぶ隣接県の公立高校を志願できる市町村がある。

● 一方、市立高校は各市により次のように定められています。

  1. ①全日制普通科⇒市内全域(習志野市立、船橋市立、松戸市立は第1~4学区、柏市立は第2~4学区、銚子市立[理数科含む]は第4~6学区から志願できる)
  2. ②全日制普通科以外の学科(銚子市立を除く)⇒県内全域
学区地図

第2次募集について

 後期選抜で入学予定者数が募集人員に満たない場合、第2次募集を行います。選考では全ての高校で面接が実施され、加えて集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題による検査及びその他の検査のうち1つが課されます。第2次募集でも、志願者は志願・希望の変更が1回できます。

調査書・学力検査等の結果開示

 入学者選抜で提出された調査書及び学力検査等の結果(総合得点及び教科別得点)は、口頭による開示請求によって開示を受けることができます。開示場所は受検した高校、開示期間は入学許可候補者発表の翌日から1か月間、開示方法は閲覧で、調査書については写しの交付も可能です。

この記事は「2020年度入試用 高校受験案内」より転載いたしました。

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