2021-06-04

入試突破のパスポート
高校受験 注目TOPICS! 2022年度入試用

News1:入学者選抜における新型コロナウイルス感染症に関する対応

 新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの中学校で臨時休業が実施され、部活動などの大会も中止になるなど、これまでと全く違う状況の中で2021年度の高校入試を迎えることになりました。文部科学省ではこれらの状況を踏まえて、各自治体に対して高校入試の実施前に以下のような通知を行いました。

1.スポーツ・文化関係の行事、大会の実績や、資格・検定試験の成績を入学者選抜において評価する際には、中止になったことで受験生が不利益を被ることがないようにすること。
2.出席日数や学習評価の内容等の記載が少ないことによって受験生が不利益を被ることがないようにすること。
3.中学校の臨時休業の状況が地域ごとに異なることをふまえ、入試における出題範囲や内容、出題方法について、適切な範囲や内容となるように設定すること。

 これらの通知を受けて、各県の公立高校では特定の受験生が不利にならないように配慮した入試が行われました。

■各県の対応
東京:新型コロナウイルス感染者もしくは濃厚接触者のため、追々検査まで実施。文化・スポーツ等特別推薦では、「実績等を証明する書類等の写し」の提出を求めず、選考は実技検査等により実施。学力検査については、中学3年生の1年間の学習内容のうち、おおむね7か月程度で学習可能な分量を出題範囲とした。
神奈川:新型コロナウイルス感染者又は濃厚接触者のため、「追加の検査」さらに「追加の二次募集」を実施。社会、数学、理科について、教科書において最後に学習する内容を出題範囲から除外。
埼玉:新型コロナウイルス感染者もしくは濃厚接触者のため、従来の追検査に加えて特例追検査を実施。英数国理社とも学習内容の一部を出題範囲から除外。
千葉:新型コロナウイルス感染症の罹患等により、2021年度一般入学者選抜等の本検査および追検査を受検することができなくなった志願者を対象に、特例検査を実施。数理社において学習内容の一部を出題範囲から除外。

News2:各校ここが変わる

▶共学化・校名変更
 2021年度、都立家庭・福祉(仮称)は、校名が「都立赤羽北桜」と決まり、開校しました。
 都立ではさらに、足立地区チャレンジスクール(仮称)が2022年に新設される予定です。いっぽう私立では、東京で八雲学園が共学化、村田女子が共学化し、「広尾学園小石川」に校名変更、千葉では聖徳大学附属女子が共学化し、「光英VERITAS(ヴェリタス)」と校名変更しました。2023年度には神奈川の聖ヨゼフ学園が共学化する予定となっています。

▶高校募集の停止
 都立中高一貫校のうち、高校からの募集も受け入れていた併設型の5校の生徒募集が徐々に停止されていく予定です。2021年度には都立富士、都立武蔵が高校の募集を停止しました。
 2022年度には都立両国、都立大泉が高校の募集を停止する予定です。都立白鷗のみ時期は未定です。埼玉の公立では2023年度、県立飯能南が高校募集を停止し、県立飯能と統合のうえ新校を開校する予定です。同様に県立児玉でも高校募集を停止し、県立児玉白楊と統合のうえ新校を開校する予定です。千葉の公立では千葉市立稲毛が2025年度に高校の募集を停止し、中等教育学校に移行する予定です。
 私立では、2021年度に本郷が中学のみの募集に変更しましたが、2022年度には豊島岡女子も高校の募集を停止し、完全中高一貫校に移行する予定です。


この記事は「2022年度入試用 高校受験案内」より転載いたしました。

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