2020-05-28

入試突破のパスポート
高校受験 注目TOPICS! 2021年度入試用

News1:都内私立高校の授業料無償化、2020年4月から対象世帯を拡充

  公立、私立を問わず、高校の授業料の支援として国から支給される「高等学校等就学支援金」が、このたび制度が改正され、2020年4月から年収約590万円未満の世帯の私立高校へ通う生徒への支援がさらに手厚くなりました。
 東京都では、この高等学校等就学支援金とは別に、私立高校に通う生徒を対象に授業料を実質無償とする「私立高等学校等特別奨学金」という都独自の制度があります。これは国の就学支援金に上乗せする形で、都内の私立高校の平均授業料にあたる上限約46万円を支給するというものです。ただし、これまでは年収760万円未満の世帯に限るという条件があったため、この条件を見直し、2020年4月からは世帯年収の上限が910万円未満と拡大されました。また、子どもが3人以上いる多子世帯に対しては、年収910万円以上であっても、1人あたり公立高校授業料の半額相当(5万9400円)を上限として補助することになりました。
 高等学校等就学支援金と私立高等学校等特別奨学金の支給総額は、都内私立高校の平均授業料にあたる年46万1,000円の範囲内で、保護者が負担する在学校の授業料が上限となります。

News2:千葉・公立の前期・後期選抜は2021年度入試から一本化される

 千葉県ではこれまで前期選抜と後期選抜の2回の選抜で行われてきましたが、2021年度入試から「本検査」と呼ばれる1回の入試へ変更になります。これまでの選抜では、前期と後期の評価・選抜方法の違いがわかりにくい、入試が長期化することで、受験生や学校の負担が大きいなどの問題が指摘されていましたが、入試の一本化はこれらの問題を解消する目的もあります。
 2021年度入試の日程は2月24日(水)・25日(木)の2日間で、インフルエンザなどの理由で本検査を受験できなかった場合の「追検査」が3月3日(水)に設定されています。
 従来の前期・後期選抜に比べて受験機会が1回減ることを考慮し、出願期間(前期2日間、後期1日→3日間へ)や出願変更の期間を長く設定した受験スケジュールとなっています。

News3:各校ここが変わる

◆共学化・校名変更

 2020年度は東京で小野学園女子が共学化し、「品川翔英」に校名変更しました。また、2019年度に校名変更した武蔵野大学、神奈川の横浜が2020年度から共学化しました。さらに千葉の文理開成が2020年4月より「鴨川令徳」に校名変更しました。2021年度は東京の八雲学園が共学化、千葉の聖徳大学附属女子は共学化し、「光英VERITAS(ヴェリタス)」と校名変更する予定です。2023年度には神奈川の聖ヨゼフ学園が共学化する予定となっています。

◆募集再開

 2020年度より、東京の聖学院、中村、神奈川の聖セシリア女子では普通科の募集を再開しています。

◆高校募集の停止

 都立中高一貫高のうち、高校からの募集も受け入れている併設型の5校の生徒募集が今後、徐々に停止されていく予定です。2021年度には都立富士、都立武蔵、2022年度には都立両国、都立大泉が高校の募集を停止する予定です。都立白鷗のみ時期は未定です。
 私立校では、2021年度に本郷、2022年度に豊島岡女子が中学のみの募集に変更し、高校の募集を停止する予定です。


この記事は「2021年度入試用 高校受験案内」より転載いたしました。

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