受験生生活は、学校選びから始まって、説明会、三者面談など、勉強のほかにもやることがたくさん。そんな1年間がどのような流れで進んでいくのかをここで把握しておきましょう。全体の流れを事前に知っておくことで、入試対策を立てやすくなります。
三者面談で最も大切なことは自分の考えを整理できているかどうかです。受けたい高校はどこか、なぜその高校に進学したいのかを、先生に説明できるようにまとめておきましょう。そのためには、これまでの自分の成績や模擬試験での偏差値などを頭に入れておくこと。高校の情報を得るために、志望校についてホームページで調べたり、学校説明会に参加したり、高校の文化祭・体育祭が行われる場合は観に行くとよいでしょう。
また、面談の場で保護者と意見の食い違いが起きないように、事前の話し合いをしておくことも大切です。面談では、疑問点があったら先生に聞くようにしましょう。
私立校を第一志望とする場合は、受験機会を増やすために推薦入試への出願も考慮しましょう。
まずは、自分の内申点と志望校の推薦の基準とを照らし合わせて推薦入試の受験校を選びます。そのあと、入試日程や難易度をもとに一般入試での併願校を選ぶようにするとよいでしょう。
一部の高校を除いた公立校は共通問題ですが、私立校の入試問題は学校ごとの傾向がはっきりしているので、過去問題集などで志望校の過去の入試問題にあたり、出題傾向をつかみましょう。
入試で作文が課される人はその対策も必要です。書いた文章は必ず先生に見てもらって指導を受けましょう。
この記事は「2021年度入試用 高校受験案内」より転載いたしました。
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