イザナギ「暖かくなってきたよなー。世間は卒業旅行に春休み。俺たちも温泉にでもいくかー?」
イザナミ「温泉いいよねー。外国の人たちもたくさんいるから、海外へ行かなくても英語のトレーニングもできるし!」
タケル「英語かー。苦手なんだよなー。でも、100%自分たちは英語を使って仕事とかしちゃう世代だから、やっぱりやっておかないとだよなー。」
ヒミコ「苦手意識をもつと、なんとなく避けちゃうから、やる時間が減って結局できないままになっちゃうのよ。」
ヤマト「そうそう!誰でも最初からなんかできないし、英語って言葉なんだし、ちゃんとやれば誰でも、必ずできるようになるよ!」
タケル「そうだよなー。世界中の人たちが話せてるのに、自分だけ話せないはずないよなー。よし、俺もやってやるぜ!・・・と思っても、atとかinとか、前置詞って言うんだっけ?あれがどうにもなー。。。」
イザナミ「あ!敵が現れたみたいよ!温泉はオアズケみたいね。」
ヒミコ「え〜!!!このタイミングで?絶対にやっつけてやる〜〜〜!!!」
全員「前置詞戦隊イメージ、出動!!!」
イメージfrom(イザナギ)「この攻撃から始まるハジマリ・アタック!」
イメージat(イザナミ)「私の必殺技!敵の一点をつくポイント・シュートよ!」
イメージon(タケル)「何でもくっつけるマグネット・パワーで敵をとらえるぜ!」
イメージin(ヒミコ)「囲んで囲んで、敵を逃がさないカコミ・トラップ発動!」
イメージto(ヤマト)「敵へ向かって放つムカッテ・アローでクールに決めるぜ!」
全員「・・・何て強い敵なんだ・・・俺たち・私たちの力だけでは勝てないかもしれない。。。はっ!!!そこのキミ!目の前のキミだよ!!!そう、キミだっ!!!力を貸してくれないか?敵の弱点を攻撃したい。俺たち・私たちに指令を出して、敵を撃破してほしい!」
キミの目の前に敵が現れた。敵の弱点に合った前置詞戦隊イメージを頼む!!!
全員「怪人『壁には絵がある』を撃破だ!!!」
キミ「There is a picture ( ) the wall !!!」
怪人『壁には絵がある』「おぉぉぉぉぉんんん!!!」
イメージon(タケル)「そうか!壁に絵がくっついているイメージなので、マグネットパワーのonが効くのか!!!」
全員「次は怪人『私は彼女に駅で会った』を頼む!!!」
キミ「I met her ( ) the station !!!」
怪人『私は彼女に駅で会った』「あぁぁぁぁぁぁとぉぉぉ!!!」
イメージat(イザナミ)「なるほど!駅のように、地図上の一点というイメージは、一点をつくポイント・シュートのatが有効なのね!」
全員「怪人『彼の腕時計はその箱の中にある』・・・こいつはてごわそうだ。キミの力にたよるしかない!!!」
キミ「His watch is ( ) the box.」
怪人『彼の腕時計はその箱の中にある』「いぃぃぃぃぃぃぃんんん!!!」
イメージin(ヒミコ)「すごい!あんな強そうな敵にも的確に攻撃するなんて!腕時計が箱という空間で囲まれているイメージは、カコミ・トラップのinでやっつけられるのね!」
全員「なに!?まさかあいつは・・・敵のボス!?あいつをやっつければ戦いは終わりだけど、僕たち・私たちの力ではどうにもならない。。。頼む!キミの力で怪人『私は昨日、上野から秋葉原まで歩きました』を倒してくれ!」
キミ「・・・。」
全員「迷っているヒマはない!もう一度、僕たち・私たちの力を見極めて!」
イメージfrom(イザナギ)「ここから始まるハジマリ・アタック!」
イメージat(イザナミ)「敵の一点をつくポイント・シュートよ!」
イメージon(タケル)「何でもくっつけるマグネット・パワー!」
イメージin(ヒミコ)「囲んで囲んでカコミ・トラップ!」
イメージto(ヤマト)「敵へ向かってムカッテ・アロー!」
ボス怪人『私は昨日、上野から秋葉原まで歩きました』「くぇくぇくぇ!お前らごときの力でこのワタシがたおされるものかぁぁぁぁ!!!」
キミ「I walked ( ) Ueno ( ) Akihabara yesterday !!!」
ボス怪人『私は昨日、上野から秋葉原まで歩きました』「ふろぉぉぉぉむ!!!とぅぅぅぅぅぅ!!!!」
イメージfrom(イザナギ)「そうか!上野から歩くのが始まったからハジマリ・アタックのfromで攻撃か!」
イメージto(ヤマト)「そして、秋葉原に向かっていったのでムカッテ・アローのtoを使ってコンボフィニッシュ!」
全員「キミって、やるなぁ!!!キミのおかげで、この世界の平和が守れたよ。しかし、まだ僕たち・私たちの力を、そしてキミの力を求めている人たちがいるかもしれない。もっと強大な敵が待ち受けているかもしれない。その時に備えて、キミも力をつけておいてくれ。では、また会おう!!!」
ボク(大岩ヒデキ)「・・・というわけで、今月も、そして、今年度は、これで劇終!!!本当に1年間ありがとう!!!そして、またいつか、きっと会おう!その日まで。そのときまで。さよならだ(涙キラン)!元気でな!!!風邪ひくなよ!歯をみがけよ!掃除しろよ!音読しろよ!そして・・・その涙をふけよ!!!」
次回予告(大岩ヒデキ)「中高生のみんな!引き続き、ここで会おう!大学受験生のみんな!大学受験パスナビで待ってるぞ!」
東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。
レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。
主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)がある。