大岩ヒデキのExciting English!

2018-02-26英語全般

読解力アップのために…「読書習慣」をつけよう!


おっす!オラ,ヒデキ!…ということで,今月もEXCITINGな内容をお届けすべく,始まりましたよ!高校入試も目前だし,大学入試改革も意識しないといけないし,大変だよ~。…というそんなキミに,とっても大切な話をしちゃうぜぃ!

「高校入試が目前」とは,言い変えれば「高校入試はもうすぐ終了」ということだよね。つまり,「次のステップへ進もうぜ,ベイベー」な雰囲気が出てきているということだよね?では,そんなキミに言っちゃうぞ!実際は文字だけど,声を大にして言っちゃうぞ!

『本を読もう。国語,マジ大事。読書習慣ないと,今後,マジ地獄。』

最近,高校生からのこんな質問が多いんですよ。「せんせぇ,長文よんでるとぉ,マジぼ~っとしてくるんですけどぉ,どうしたらいいですか?」…そして,ボクは,こう答えるわけ。「本…読む習慣ないよね,間違いなく。」…すると,こう返ってくるわけ。「何でわかるんすか?マジ超能力っすか?リスペクトしていいっすか?せんせぇ,福山雅治さんに似ているって言われないっすか?」と。

いや,超能力じゃなくて,文章読むとぼーっとしてくるのは,普段文章を読まない人の特徴だからね。「文章を読んで,内容をかみ砕いて,筆者が伝えようとしていることを読み取る」というトレーニングをやらないと,『何をやっても絶対に改善しない』からね。だから,入試が終わったら,もし,読書習慣がないなら,めんどくさいと思うかもしれないけど,とにかく読もう。そうしよう。英語でも,日本語でもいいから。(ちなみに,福山雅治さんに似ているとはよく言われる。「国籍がうりふたつだね」って…。)

「英語じゃないんかーい!」と思ったそこのキミ!重要なことを忘れているぞ!…英語って,外国の国語だからね!!!しかも,大学入試改革により,キミが受験する新テストでは「考える力」というのが全教科で求められるわけだけど,「文が正確に読み取れなければ,そもそも正しく考えられない」ので,全教科において,読解力は極めて大切。数学の先生も,「文章題が苦手な生徒さんって,何が求められているのかがわからなくて式が立てられない。つまりできていないのは数学じゃなくて国語なんだよね」って言ってるからね。

そうだ!ちょっと,テストしてみようか!どのくらい文章を読み慣れているのか!?さあ,キミは最後までぼーっとせずに読めるのか!?はい,じゃあ準備OKってことで,いってみよう!


大学入試の長文を「日本語で」読んでみよう!


仕事をしながら,多くの人が音楽を聞く。それは,試験のための勉強中であれ,運転中であれ,読書中でさえもである。この人たちの多くが,バックグラウンドミュージックは自分らが精神を集中させるのに役立つと言う。
けれど,なぜなのだろうか。それについて考えても,あまりよくわからない。集中するものが2つあることが,なぜあなたを集中できなくするのではなく,より集中させるのだろうか。音楽をかけていないと,より気が散ってしまうと言いさえする人もいる。では,一体何が起こっているのだろうか。
明らかにそうなのだが,第一に,脳がなぜそんなにも音楽が好きなのかははっきりしていない。おもしろいことに,脳が好む音楽的特性には特定の範囲がある。個々の喜びの反応とそれに関連した身体の動きを引き起こすには,音楽に中程度のシンコペーションが必要だと,マリア・ウィテックと同僚らの実験が示している。やさしい英語でこの意味を表すとこうだ。音楽はファンキーでなければならないが,ファンキーすぎてはならない。人々が踊り出したくなる程度に好きになる音楽だ。
あなた自身の経験がこのことを裏づけるであろう。メトロノームを聞いているような,単純で単調なビートはあまりおもしろくない。それらは低レベルのシンコペーションを有しているが,きっとあなたは踊り出したくはならない。それとは対照的に,フリージャズのような,混沌としていて予測不可能な音楽は,高レベルのシンコペーションを有するが,極端に不快にさせる可能性があり,まずめったに人々を踊る気にはさせることはない。
予測可能と混沌の中間が最適の結果をもたらすレベルで,そこを脳は強く好む。きっと,たいていのモダンポップスはこの範囲のどこかに当てはまる。
けれど,音楽はなぜ我々が集中するのに役立つのだろうか。1つの理由は,注意力に関係がある。
その見事な能力にもかかわらず,脳は抽象的な情報を取り入れたり,1つのことを熟考することに長期間を費やすよう進化してはこなかった。我々は2つの注意力システムを有しているように思える。それは,自分が集中したいと思っている物事に注意を向けさせる意識的な注意力システムと,重要なものかもしれないと感覚が拾ってしまう物事になら何でも注意を向けてしまう無意識の注意力システムである。無意識の注意力システムはより単純で,より基本的で,より高度な理論よりもむしろ感情処理につながっている。それはまた,より速く作動する。だから,家に1人でいるときに音が聞こえると,それが何であるのかを理解するずっと前に,その音に注意を払っている[集中している]。どうしようもないのだ。
悩みは,我々の意識的な注意力が取りかかっている仕事に集中している間にも,無意識の注意力システムがシャットダウンしないということだ。つまり,それは依然として大いに稼働中で,自分の周辺部にある感覚の中で重要なものは何でもスキャンしているのだ。そして,自分がしていることが不愉快だったり,おもしろくなかったりしたら - すでに強制的に自分の注意力をそれに向けたままにした状態なら - 無意識の注意力システムがより影響力を増してしまう。これは,気を散らすことは,何か他のものに注意をそらすほど刺激的である必要がないということを意味する。
あなたは今までに,オープンプラン[壁などを最小限に留めた設計]のオフィスで働き,非常に重要な仕事に取り組んでいるときに,同僚が絶えず鼻をすすったり,コーヒーをちびちび飲んだり,爪を切ったりすることに,だんだん腹が立ってきたことはあるだろうか。脳が必ずしも楽しいと感じない何かに取り組もうとすると,完全に無害なものが急に,はるかに腹立たしくなるのである。
音楽は,そのような状況では非常に有用なツールなのだ。音楽は,非侵入性の音と,楽しい感覚を与え,無意識の注意力システムが我々の注意をそらすのを効果的に中和するのだ。それは,子どもたちが自分の邪魔をしないで仕事をしようとしているときに,幼い子どもたちに遊ぶための新しいおもちゃを与えているようなものだ。 しかしながら,気を散らすのを食い止めるためには,どんな古いバックグラウンドノイズを供給してもいいということではない。多くの企業ではピンクノイズ - ホワイトノイズよりも侵入性が低いノイズ[音] - を使おうとしており,気を散らすのを減らし,生産性を高めるために,職場中でそれを放送している。しかし,この手法についての有効性に関する考え方は,よくても五分五分である。
ノイズ[音],つまり音楽の種類が重要なのは明らかなようだ。これは明白に思えるであろう。働きながらクラッシカル・ミュージックを聞いている人は全く珍しいとは思わないが,もしスラッシュ・メタルを聞いていたら,確かに,とても奇妙に思えるだろう。
音楽の性質やスタイルが脳内で特定の反応を引き起こす可能性がある一方で,それは実のところ,結局は個人の好みであるとする研究もある。自分の好きな音楽は集中力を高め,一方で好きではない音楽は集中力を妨げるのだ。人それぞれ音楽の好みは全く異なるということを考慮に入れれば,職場や教室に1種類の音楽だけを流すことは,さまざまな結果を生むのは明らかだ。
音楽はまた,気分にも大きな影響を与える - 本当に暗い音楽は仕事に対する情熱を奪ってしまう可能性がある。音楽に関してその他にも注意すべきものは,キャッチーな歌詞の音楽である。仕事仲間には[仕事中に聞くには]歌詞のない音楽の方がいいかもしれない。なぜなら,人間の言葉や発声は,我々の脳が特に注意を払うものだからである。




ハイ,どうだった?これを,大学入試は英語で読んで,問題に答えるわけね。ちなみにこの文章は,大学入試だと「標準レベル」なので,そうねぇ。。。例えば,国公立大学を目指すなら,高校2年生の冬くらいまでには,これが「英語で」「読める(=つまり,問題も解ける)」ようになっていれば大丈夫かな。

…というわけで,高校入試が終わってから,次に何をすべきなのか。それを見つけて,行動することが大切だけど,その行動の1つに「読書習慣をつける」というのを忘れずにね。時代は急速に変わってるからね。リニアだって,そう遠くない未来に走るしね!時代に遅れないよう,リニアなみに行動しよう!…おっと,今月は長くなりすぎた。ということで,今月はここまで!お疲れ様でした。


大岩ヒデキ先生
リニアの建設現場っぽい




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プロフィール

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。
レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。
主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)がある。


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