大岩ヒデキのExciting English!

2019-06-24英語全般

「全教科で国語化現象!?」英語学習にとって絶対に必要な力を身に付けよう!


 おや?また会いましたね。前にお目にかかったのは,約1か月前でしょうか?何だか,毎月お目にかかっている気がしますね…運命の人ということでしょうか?…いえ,違いますね…あなたがマジメに英語学習に取り組んでいる人ってことですね。

 というわけで,今月もワタクシ,大岩ヒデキが,とっても大切なことをお伝えしちゃいます!!!先月はマニアにはたまらない話,楽しかったですねぇ。。。夢のようなひとときでした。今月もマニア向けの情報を提供しようかとも思ったんですがね,ちょっと『伝えておかなければいけないこと』ができちゃったんでね,それを伝えようかと。では,早速ですが,その伝えなければならないこととは何かと言うと,コレなんです!

 『国語をやろう!』

 もうね,言わずにおれんかった(言わずにはいられなかった)んですよ。英語のコーナーでこんなこと言うのはどうかなぁ~って思ったんだけどね,言わずにおれんかったんですよ!なぜなら,これからは『国語力のない人=理解力・思考力・知識力』は進学できない(かもしれない)という時代に突入していく可能性大だからなのです。

 ちょっと,こちらのPDF(大学入学共通テスト 試行試験 2018年11月実施)の28ページ[第6問]の記事と、30ページの[問4]を見てくれる???


 ………見てくれた?どう??ヒクよね?ヒクでしょ?…英語の長さとか,難しさとかじゃないよ,ヒクのは。長く感じたり,難しく感じるのは,まだ習ってない長さだったり,単語だったりするので,それは当たり前。ワタクシが見て欲しいのは「ソコじゃない」のよ!問題よ,問題!

 「Which of the following statements best summarizes the article?(以下のどれが,文章を一番うまく要約してるかな?)」

 …「要約」って言いました?「要約」って言いましたよね!?こんなに長い文を読んで,「つまり何が言いたかったでしょうか」ってことがわからないといけないってことですよね?…これって,英語の皮をかぶった国語じゃん!!!(見て欲しかったのはコレなので,問題の解説とかしないよ)

 実は,大学入試では数学も同じ現象が起きていてね,計算問題が…単なる数字だけの計算問題が神隠しにあったらしくて,行方不明になっているんだよ(全国の高校生から,捜索願いが出ているとか出ていないとか)。つまり,数学なのに,すみからすみまで文章問題が登場し,「何が問われているか文章を読んで理解できないと,式すら作れない」という…これって,数学の皮をかぶった国語じゃん!!!

 さらに,今後は理科や社会もそんな感じになっていくことが予想されているんだよね。もう,全教科国語化現象。さて,ここで問題です!!!ワタクシは,なぜ,高校生向けの記事ではなく,中学生向けの記事の中で,このような大学受験の話をしたのでしょうか?(わかるかな?国語力を使って考えるのだ!)

 そうなの!さすが,毎月ここで会うキミはチガウね!!!理由は「時間がかかるから」しかないよね。国語力って,単に英語を読み書きしたりするよりも,数学の難しい計算問題が解けるようになるよりも,つけるのにはるかに時間がかかるんだよね。…つまり,「高校生には言えない」んだけど,今からやっておかないと間に合わない可能性があるってこと。高校生になれば,高校生のハイレベルでハイスペックでハイグレードな授業が待っているので,国語は「後回しにされやすい」投票でいつも第1位を独占状態(そろそろ,レジェンド入りするらしいよ,ウワサでは)。だからこそ,国語の勉強にも力を入れている「今」,先を見据(みす)えて,徹底的に国語力を磨いておいてね!

 …ふう。国語をやろうって話だけで今月は時間が来てしまったぜ。。。でも,それが結果的に「今後の英語学習にとって絶対に必要な力」になるわけだからね。しっかりと,よろしくね!…というわけで,今回の内容は高校生には言わないように(もし知ってしまった高校生は,死にものぐるいで国語『も』やるようにね,特に理系の人。英語も数学もヤバくなるよ)。さあ,では,また来月もここで会いましょう!ということで,お疲れ様でした!!!


大岩ヒデキ先生
この写真を要約して説明しなさい



  • はてなブックマークに追加
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • Google+でシェア


テーマ一覧

ブログ内検索

プロフィール

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。
レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。
主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)がある。


月別

以前の月を見る

編集部オススメ
受験に関するアンケート受験に関するアンケート

学校説明会や合同説明会に行きましたか?【受験生(保護者)に質問】