やっと学校が始まった!…人もいれば,もう少しだけガマン!…っていう人もいるよね。中には,卒業式も入学式もなかったので,なんか新しい学年になった実感がないっていう新中1生もいるかもしれない。ならば,今回,ここで新しい入学式をしちゃおう!
実は,ワタクシ,大岩ヒデキはね,大学の卒業式に出られなかったんだよね。仕事でね。なので,そういう式に出ることができなかった人の気持ちが,少しはわかるつもり。悲しいし,寂しいし,何よりも気持ちの切りかえができないんだよね。なので,今でも「あ,遅刻!学校行かないと!」って目を覚ますことがあるんだよ(実話)。だから,ここで勉強してくれているキミには,そういう区切りって,大切にして欲しいんだなぁ。
…ということで,まだキミは学生だと思うので「あ,遅刻!学校にいかないと!」って目を覚ますのは問題ないよね。なので,卒業式じゃなくて,入学式をやりましょう(でも,実は,欧米には日本のような入学式はないんだけどね。いきなり,オリエンテーションから始まる形式が多いんだよね)!
では,パスナビ流入学式。大岩ヒデキ校長から,一言!
Congratulations on starting junior high school!
(中学校入学,おめでとうございます!)
It’s a great pleasure to see you.
(お会いできて,すごく嬉しいです)
Enjoy your new school life!
(新しい学校生活を楽しんでくださいね!)
…って,本当にひと言かい!!!ってことで,入学式終~了~。では,入学式もめでたく終わったので,早速授業を初めて行きましょう。「キモチ キリカエ ナニヨリ ダイジ,Oh, Year!」
さて,今回は,とーーーーっても大事なことをおはなしをしちゃうぞ。それは,「動詞」っていうパートナーヒーローのおはなしさ。動詞っていうパートナーヒーローは,2人組の英語ヒーローでね,1人目のヒーローネームは「be動詞(びぃどうし)」,2人目のヒーローネームは「一般動詞(いっぱんどうし)」って言うんだ。
2人とも,技はいっぱいあるんだけど,今回覚えておいて欲しい「be動詞」の得意技が「説明ボンバー」!そして,「一般動詞」の得意技は「動作クラッシュ」なので,これだけは今回忘れないように覚えてね。…では,そろそろ,2人に登場してもらいましょう!!!
「be動詞」:やあ,オレはbe動詞のamって言うんだ。よろしくな!世界と英語を守るため,キミのパートナーとしてこれから大活躍するから,忘れないでくれよな!
「一般動詞」:こんにちは,ワタシは一般動詞のstudyって言うの。よろしくね!世界と英語を守るため,アナタのパートナーとして一生懸命頑張るわね!
この2人はキミという主人公のパートナーヒーロー。じゃあ,早速,彼らに活躍してもらおう!
「be動詞」:なら,まずはオレの出番だ。さあ,世界中の悪党どもに,キミというヒーローが現れたことを,オレの「説明ボンバー」で知らしめようぜ!
□ 私は大岩ヒデキです。私は英語の先生です。私は福島出身です。
I am Hideki Oiwa. I am an English teacher. I am from Fukushima.
「be動詞」:決まった!!!「I(私は)」を説明するオレ「am」がキミのサポートをしたことによって,「Hideki Oiwa(大岩ヒデキ)」「an English teacher(英語の先生)」「from Fukushima(福島出身)」という説明が,世界中の悪党どもに伝わったぜ!!!これで,やつらはもう,ガクガクブルブルだ。さあ,トドメだ!頼むぜ,一般動詞!
「一般動詞」:まかせて!「I(私は)」の動きは私がサポートするわ!動作クラーーーーッシュ!!!
□ 私は英語を勉強します。私は数学を勉強します。私は国語を勉強します。
I study English. I study math. I study Japanese.
「一般動詞」:やったわ!「I(私は)」の動きを伝える「study(~を勉強する)」がアナタのサポートをしたので,「英語」「数学」「国語」という勉強した内容が,悪党どもに伝わったわよ。こんなに勉強してる天才を,やつらも敵にしたくないはずよ。これでヤツらももう解散ね!!!
「悪党ども」:今回は,してやられたが,次回はそうはいかない。くびを洗って待ってろよ,ヒーローども!!!
どうしたんだい?ヒーローたちが,心配かい?でも,キミはそんな心配をする必要はないんだぜ?なぜなら,サポートヒーローはキミが考えている以上に強いんだ。彼らは「ジョブチェンジ」することができて,様々な敵と戦う準備は万全なんだ。
「be動詞」:その通り!チェーーンジ!am→is→are→was→were!どんな説明だってオレにまかせろ!
「一般動詞」:そうよ!チェーーーーンジ!study→make→run→go!まだまだチェンジできるので,安心して私にサポートはまかせて!
サポートヒーローの活躍は,これからキミが教科書の中でたくさん目にすることができるだろう。これからもサポートヒーローを応援よろしくね!!!ということで,今月はここまで!また次回会おう!説明ボンバーーーー!!!
東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。
レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。
主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)がある。