大岩ヒデキのExciting English!

2021-03-25英語全般

【最終回】今すぐに始めてほしい「5つのこと」


 はいどうも,こんにちは!大岩ヒデキでございます。まず最初に…先月は急にお休みしてしまって,さぁせんしたぁ(すみませんでした)!!!そして,最初にお伝えしておきたいことがあるのですが,長年お付き合いいただきましたこのコーナー,今回をもって,充電期間に突入させていただきます(つまり,今回でいったん終了となります…泣かなくていいんだよ。きっとまた会え…って,嬉し涙のほうなのか〜い)。

 充電期間突入の理由,知りたくなくても勝手に話し始めるんですが,ズバリ,入試改革と教科書の指導要領改訂が関係しております。
 まず,今年から大学入試が大きく変わったのはご存知の通り(今回のテーマなのであとで詳しくね)。それだけでも目から透明な液体があふれるほど大変なのに,昨年は小学校の指導要領の改訂で英語が「教科」にバージョンアップ(今までは,学校でやっていたとしても教科ではなかったのよ)。そして,今年は中学校の指導要領改訂で,今まで高校の内容だったものが一部中学の範囲に加わって学習内容がレベルアップ。さらに,来年は高校の指導要領の転生(改訂)という状況なので,もう,鼻からも謎の液体が流れる状況が整いました!ありがとうございます!…という感じでして,もう,私の私生活を返してくださいという状況になってしまったというわけです。。。

 さて,本題に入ろう!そんないったん最終回な雰囲気の今回ですが,いま述べた内容は,「大岩の問題」ではないのはお気づきの通りだ。そう,すでに受験に向けて勉強を始めている「あなたの問題」だということに気づいたあなたは天才ですか?授業を受けたり試験を受けたりするのは,まさに「あなた」ですから!ということで,「これからこれができるようになってください!」という私のメッセージを伝えて,いったん幕を閉じたいと思います。


未来ある「あなた」の合格のために,今すぐ始めてほしいこと。

 ここで言う合格とは,高校入試と大学入試を指します。今年の高校入試を見た人はわかるかもしれませんが,今年から実施された「大学入学共通テスト」の影響からか,大学入学共通テストのような問題があちこちで見られました。その問題がどのような問題かを語ると,また1年語れる内容になるので,今回は,そのような問題に対応するために,今すぐに始めてほしい「5つのこと」を伝えます(もう,始めている人はOK!ステキ!)。

□ 其の1 単語と熟語は毎日メキメキやる。
□ 其の2 基礎文法(英文を作るルール)は早めに完成させる。
□ 其の3 1分間で最低140語を読める力を身につける。
□ 其の4 学習は必ず音声を活用する。
□ 其の5 復習に必ず音読を取り入れる。

(其の1の理由)
あなたは,大学受験までに「最低でも5000語」を覚え「使いこなせるようになる」必要があります。なぜかと言うと,ざっくりですが,「小学生700語」「中学生1800語」「高校生2500語」になりました。指導要領の改訂で。覚える単語が。ちなみに,今までは,ざっくりですが,「小学生 なし」「中学生1200語」「高校生1800語」だったので,3000語くらいだったんですよ。つまり,2000語ほど増えた計算になるんです。これを,高校生になってから…とか,はっきり言ってムリなので,単語が簡単なうちにどんどん進めて,高校生レベルの単語も「先取り」で覚えていきましょうね(1800語でも覚えられない高校生たくさんいたのに,増えたんで)。ちなみに,難関大・医学部を受験する予定の人は,もっと単語を覚えないといけませんので,その辺を計算にいれてね!

(其の2の理由)
英文を正確に聞いたり読んだり書いたり話したりするためには,最低限の英文法は知らないとどうにもならないのはご存知の通り。中でも,大学入試改革初年度の今年,すでに問題点として浮き彫りになっているのが,「リスニング」で点数が取れない高校生が多かったこと。いくつか原因はあるけど,その1つに英文法の力が弱くて,「選択肢の意味の違いが理解できなかった」というのがあります。基礎文法の参考書などで,必ず,早急に身につけておきましょうね。

(其の3の理由)
今年の大学入学共通テスト(英語 リーディング)の総語彙数は約5500語でした。80分の試験で,問題数が約40問(問題数38 マーク欄47)。1問約1分で解答したとして,解答時間は40分。つまり,英文を読んで理解する時間は約40分(試験時間80分 - 解答時間40分)。約5500語を40分で読むためには,5500語÷40分=137.5語/分になるため,1分で約140語を読めるようになる必要があるんです。これから,「試験に慣れていく人」が増えてくる=試験が難化する」ことを考慮に入れると,1分間で150語くらいは読めたほうがいいと思います。なので,今から,先を見据えたトレーニングを取り入れましょう。

(其の4の理由)
 例えば,Wednesdayを(うぇどねすでぃ)と読んでいては,リスニングもスピーキングもムリですよね。うちの親が「かぶちゃ買ってきて」って言うんで,「かぶ」と「お茶」を買って帰ったら,欲しかったのは「かぼちゃ」だったという過去の思い出もあるけれど,「音がズレている」というのは,言葉として通じない可能性があるということなんだよね(実話です)。なので,必ず「音」を活用した学習は,面倒でも,絶対にやる。これ,めちゃくちゃ重要だからね。

(其の5の理由)
 英文を読むのが遅い人。リスニングの音は聞き取れても内容を理解できない人は,「英文を理解する速度」を鍛える必要があるよね。その最もステキなトレーニングが音読なんだよね(もちろん,音声を活用)。音読をすると,頭の中で和訳が作れない。つまり,英語を英語のままで理解するスキルが身につく。もちろん,スキルアップのためには,毎日,コツコツ,同じ英文を何度も音読する必要があるのは言うまでもないけど,それをやれば,英語最強伝説があなたの中で始まるのは確定事項。復習に音読を取り入れて,これからも役立つ英語力を身につけてね。

 …今回の内容,長いな。。。まあ,いいよね。いいということにしよう。そうしよう。いったん,ほら,充電期間に入る前だし。

 それでは,お別れの時間になったようです。また,お互い,英語の勉強を続けていけば,きっとどこかで会うと思います。そのときは,またヨロシクね。それではまたお会いいたしましょう!
 今回はここまで!お疲れ様でした。See you next time!



大岩ヒデキ先生
会津といえば「赤べこ」(Ver. デフォルメ)


※「大岩ヒデキのExciting English!」は、今月をもってお休みさせていただきます。大岩先生の新しい企画にご期待ください。




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プロフィール

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。
レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。
主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)がある。


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