2016-10-03

【連載】編集部注目の学校 徹底レポート
第7回 ニュージーランド研修の参加者インタビュー


芝中学校・高等学校の高1~2年生24名が、夏休みを利用して13日間のニュージーランド研修に参加しました。滞在先は、最大の都市であるオークランドから車で約3時間離れた北島最大の都市「ロトルア」です。9月10日・11日に開催された学園祭において、「海外研修報告」のブースで研修参加者からインタビューをさせていただきました!現地でのホームスティの生活や、現地の高校生との交流のようすなどたっぷりお話いただきました。

芝ニュージーランド

温泉とマオリ文化の街、「ロトルア」

環太平洋火山帯の上に位置するロトルアには、地熱活動による火山湖や間欠泉、たくさんの温泉があることで有名です。また、ニュージーランドの先住民、マオリ族の伝統文化が色濃く残る街です。「ロトルア」は、マオリ語で「第2の湖」という意味で、その名のとおり、国内でタウポ湖に続いて二番目に大きなロトルア湖が周辺に広がります。

現地の男子校に通う!

滞在中は、現地の高校「ロトルア・ボーイズ・ハイスクール」で約1週間過ごします。芝学園の研修での交流は、今年でなんと19年目を迎えます。ニュージーランドの名門でラグビー強豪校として知られる同校のラグビーチームは、今年の5月に福岡市で開催された大会に参加したこともあります。


芝ニュージーランド

同校の学校案内資料にも、昨年度の生の訪問について紹介されていました。

一日の過ごし方

平日は7時に起床、ホストファミリーの車で学校へ行き、9時から15時まで現地の高校で授業。その後は各家庭で自由時間を過ごしました。課外授業では、ビーチでラグビーをして過ごしたり、地下からの温水を用いた屋外温水プールで過ごしたり、登山をしたり、マオリの歴史や文化などミュージアムを見学したりして過ごしました。 休日は各ホームスティ先の家族と過ごします。ショッピング、ボーリング、温泉など過ごし方は様々です。


-芝学園の海外研修は、カナダ・ニュージーランド・ベトナムの3つがあり、ニュージーランド研修は倍率が高い人気の研修と聞いています。お二人が参加された動機を教えてください。

相馬君
個人で海外に行く機会はあまりありませんが、学校の研修という形で海外に行かせてもらえるため、良い機会なので“行きたい!”と思いました。

濱田君
初めは行く気はあまりなかったのですが、選考に通って行けることになりました。学校では約半年間の事前研修があり、ニュージーランドの文化を学んで語学研修もしていましたが、私はニュージーランドに行く当日まで気持ちにスイッチが入りませんでした……。


-これまでに海外へ行ったことはありましたか?

濱田君
台湾には行ったことはありましたが、アジア圏から出たことがありません。

相馬君
中2の春休みに、家族旅行でイギリスに行ったことがありましたが、その頃の英語力は壊滅的でした。


-出発する頃の英語力はどのくらいでしたか?

濱田君
全然話せなかったです。正直なところ、英語力が身につかないまま研修に行きましたが、行って困ることはありませんでした。現地に行ってその場の空気に慣れると、自然とコミュニケーションがとれるようになっていました。

相馬君
行くまではとても緊張していましたが、現地の方が私の会話に合わせてくれたおかげで、私もがんばって気持ちで伝えようと心がけました。


例年は春休み期間に研修を実施していますが、今年は3月のイースター休暇に重なってしまったために夏休みに行かれたそうです。夏休みといっても、ニュージーランドは冬でした。

-現地の冬はいかがでしたか?

濱田君
家には暖炉がありましたが、私の部屋は暖房が無く、少し厚めの布団が1枚だけでしたので、寒くて寝るのが辛かったです。

相馬君
寝室に小さな暖房がありましたが、ほとんど効果はなかったために、朝はものすごく寒かったです。ですがみんな風邪を引くことなく、元気に帰国できました。


-ロトルア・ボーイズ・ハイスクールではどんなことをしていましたか?

相馬君
英語の授業はもちろん、カーリングやクッキング、彫刻、ラグビーなどのスポーツを体験しました。クッキングではパイのようなふっくらした大きなピザを作り、彫刻ではマオリの伝統的なおもちゃを製作しました。 お別れ会で「ハカ」という伝統の踊りを披露しました。これは、マオリ族の戦士が戦いの前に手をたたき、足を踏み鳴らし、自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊です。

濱田君
ロトルア・ボーイズ・ハイスクールの生徒からラグビーを教えてもらいました。スクラム、タックルなどラグビーの基本的なルールは日本で学んできたにも関わらず、現地で実際にやってみると難しかったです。そして、同世代と思えないくらいの体格差がありました。

芝ニュージーランド
現地の生徒は体格が大きい。これはロトルアボーイズ高校のジャケットのXSサイズ。

-今年のホームスティ先は一家族に芝の生徒が1~2人が滞在されたと伺いました。ホームスティ先ではどんな生活を送っていましたか?

濱田君
私は生が一人だけでしたので、コミュニケーションできる相手がいなくて大変でした。滞在先はお父さんお母さんと男の子が三人いる家庭で、私より一歳上、中学生、小学生くらいの子でした。最初の3~4日は全然話すことができなかったので特に辛くてゲッソリしていました。

しかし、週末をホストファミリーと一緒に過ごしたことで生活は変わりました。みんなで釣り場へ行って海老釣りをしましたが、雨が降り冷たい風が吹き荒れる中、私は一匹も釣れませんでした。ですが、そこでかなり話せるようになりました。

相馬君
おばあさんが研修生を受け入れる宿を運営していて、そこには芝学園の生徒以外にもオマーンの男性、ブラジルの男性、日本の高校生などがいて、いろんな国の人と交流ができました。また、ホストファミリーの近所の人に、鼻と鼻をくっつけて合わせて挨拶する習慣をしていた人もいて、マオリ文化を感じました。


-現地の食事はどうでしたか?

濱田君
あまり自分には合わなかったです。お米はありましたが、水分が多く粘々していました。頻繁に芋が出てきました。蒸した芋とグリーンピースと肉、カレーといったメニューが多かったです。

相馬君
おばあさんが毎日違うメニューを作ってくれたので、美味しかったです。フライドポテトやお肉、パスタなど、ボリュームもありました。


-研修に参加した後に、ご自身に変化はありましたか?

濱田君
外国人と話すことへの恐怖心はなくなりました。 現地に行くまでは、自分の英語が間違って理解されたらどうしようと不安でしたが、現地の方が理解しようとしてくれたため、コミュニケーションはとれました。

また、現地の方は水を大切に使うため、水を意識するようになりました。私のホームスティ先はシャワーの温度調整が難しく、冷たいシャワーを浴びることも多かったので、帰国して水がたっぷり使える日本の生活のありがたさを痛感しています。

相馬君
私も、資源が豊富な日本のありがたさを感じます。滞在先では、シャワーの水がちょろちょろっとしか出なかったため、日本のお風呂が恋しかったです。

そして、英語に対する考え方が変わりました。今までは“気持ち”だけで伝えようとしていましたが、もっと勉強して”ことば”で伝えたいと思います。帰国後は英語の勉強に力を入れています。




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