2016-10-04

【連載】編集部注目の学校 徹底レポート
第8回 カナダ研修の参加者インタビュー


芝中学校・高等学校の高1~2年生24名が、夏休みを利用して13日間のカナダ研修に参加しました。滞在先は、バンクーバーから飛行機で約1時間の「ペンティクトン」という小さな町です。9月10日・11日に開催された学園祭において、「海外研修報告」のブースで4名の研修参加者からインタビューをさせていただきました!現地でのホームスティの生活や、授業の様子、アクティビティなどたっぷりお話をしていただきました。

芝カナダ

カナダで唯一の砂漠気候「ペンティクトン」

ペンティクトンは人口約3万人の小さな町です。北側をオカナガン湖に、南側をスカハ湖に挟まれた都市で、湖でのカヌーやカヤック、ウォータースキーなどウォーターアクティビティが盛んです。 朝夜と日中の寒暖差が激しく、日中は最高気温が40度近くなることもあるのですが、乾燥しているためさらっとした暑さで過ごしやすく人気の都市です。

語学研修と豊富なアクティビティ

夏休み中の小学校のスペースを利用して、現地の語学学校が提供する英会話のレッスンを受けていました。同世代の現地の学生がアシスタントにつきます。午前は詩や音楽の授業やスキットなどの英語の授業があり、午後はアクティビティプログラムがありました。街の散策、観光用の蒸気機関車に乗車、ホッケー体験、室内プールなどに行き、その他に市役所訪問、老人ホームへの訪問をしてお手伝いをするなど貴重な経験もしました。

一日の過ごし方

ホストファミリーの車で学校へ行き、9時から授業開始です。ホストファミリーが用意したランチの後はアクティビティで、アトラクション施設に行ったり、ミニゴルフやゴーカートが体験できる遊園地に行ったり、ビーチに行ったりと様々でした。 週末は各ホームスティ先でいろいろな場所に連れて行ってもらいました。ショッピングやバーベキュー、山登りやキャンプなど自然と触れ合う機会も多かったそうです。


-カナダ研修もニュージーランド研修と同様に、芝では大人気の研修と聞いています。今年は50名以上が受験をして選考があり、結果的に24名が参加したと伺いました。皆さんの参加された動機を教えてください。

大海君
もともとは海外研修に興味はありませんでした。しかし、高1のとき、日本の大学に在学している留学生を呼んで日本の観光地を紹介する校外学習があり、それが大きなきっかけとなりました。机上で勉強することよりも、外国人と触れ合って交流して分かることがあると気付きました。また、私はリスニングが弱点ですので、実際の外国人が話す英語を聞き取る機会があるこの研修は、将来のためにもなると感じました。それ以前から両親には海外研修を進められていたこともあり、この研修に興味を持ち、高2になって受かるチャンスは少ないかもしれないと思いながらもチャレンジしました。

高橋君
私は人とコミュニケーションをとるのが少し苦手です。外国人と話すためには自分から積極的にならなければ会話が通じません。自分のコミュニケーション技術を上げるためにもこの研修は必要だと思って参加しました。

窪田君
過去に参加した先輩の話を聞いておもしろそうだと思ったことと、私の将来の夢がパイロットになることですので、そのためには英語が必要なので参加しました。

山崎君
元々英語が好きで洋楽もよく聴いていました。英語をもっと話したいと思ったことと、親からも「行け!」と背中を押されたために参加しました。


-カナダ研修は一人につき一家庭のホームスティだそうですね。現地の生活はいかがでしたか?

大海君
日本とはまるで違う家の作りに驚きました。まず庭がとても広く、バーベキューセットやジェットバスつきのジャグジーがありました。インコやオウムなど鳥を8羽くらいと犬を飼っている家で、犬がめいっぱい走り回れるくらいの広い庭でした。家の中にも、風呂付シャワーと地下にもシャワー室があるような家でした。

家の方とのコミュニケーションは、3~4日目くらいには慣れてきました。日本から持参したおもちゃに関心をもって積極的に体験してくれるようなフレンドリーな家庭でした。

高橋君
お父さんとお母さんと娘が二人いる家でした。最初は会話するのが不安でしたが、少しずつコミュニケーションをとれるようになり、最後にはたくさん話せるようになりました。オカナガン湖に連れて行ってもらい、ボートに乗せてもらったり海に浮かぶアスレチック施設で遊んだりしました。

窪田君
50代のお母さんと20代の息子が住んでいました。他のホストファミリーの家と裏庭でつながっていたため、よく一緒に遊んでいました。その家では、2~3匹の犬と猫が3匹いて、広い庭でフリスビーをして遊びました。最初はホームスティ先の家族の言葉が聞き取りにくかったのですが、ゆっくり話してくれるようになったため徐々に理解できるようになりました。

山崎君
私のホームスティ先は、お母さんお父さん、私の同じ歳の女の子1人、12歳くらいの男の子、10歳の女の子がいました。子供達とコミュニケーションをとれるのかが心配でしたが、向こうからたくさん話しかけてきてくれましたので居心地がよかったです。トランポリンを使って仲良くもなれました。


-週末はどのように過ごしましたか?

大海君
日曜日の午前中に近くの山を登りました。山頂からペンティクトンの街並みを一望できる景色が印象的でした。

高橋君
近くの商店街で毎週土曜日に開催される朝市に行きました。地元の野菜販売やバザーの出店で賑わっていました。

山崎君
よくキャンプに行きました。自分達の土地である山を整備して、何年もかけてキャンプ場を作ったそうです。木を切り倒して道を作り、小さな家を建ててしまうようなアクティブな家族でした。


-食事はいかがでしたか?

大海君
少し辛くて、大味なところがありました。ワンプレートで出てくるのですが、ボリュームもありました。お米が出てくることは少なかったです。鍋にオリーブを入れて米を沸騰させて炊いていました。

山崎君
タイ米みたいなお米を食べました。ホームスティ先の家族は、お米用の醤油をかけて食べていました。


-アクティビティや学校の授業で印象に残ったことを教えてください。

大海君
老人ホームの訪問です。研修に行く前に、日本で折紙の鶴を練習してから、現地で鶴の折り方を教えてプレゼントしました。喜んでくれた老夫婦と記念写真を撮ったのが印象に残っています。

高橋君
体育の先生がホッケーを教えてくれて、皆でグラスホッケーをしたのですが難しかったです。

窪田君
授業で「スキット」という短い英語の寸劇をしたのが楽しかったです。私たちのチームは「うさぎとかめ」の劇で、午前中に練習をして午後に発表をしました。

山崎君
ペンティクトンの山中を走る蒸気機関車“KVR”に乗ったことです。機関車内に歌い手がいたのですが、その人と一緒に坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌ったのが印象的でした。

芝カナダ
これらのポスターは、生が日本の文化を紹介する際に作成したポスター。一人ずつ全員がプレゼンをしました。

-研修から帰ってきて、ご自身に変化はありましたか?

窪田君
現地でホストファミリーや先生方とうまく会話ができなかったのが心残りです。“もっと英語を勉強しておけば話せたのに……”と思いましたので、これからしっかり英語を勉強したいと思いました。

大海君
この研修に参加して、文化の違いや世界の広さを痛感し、世界に目を向けることができました。そして、国際的に役に立つ活動に興味を持ちました。募金活動などをして、食料や水に困っている国への支援を若いうちからやりたいと思いました。

高橋君
海外で日本とは異なる産業を見た経験から、街ごとの産業を研究することに興味を持ちました。帰国後は、苦手意識があったコミュニケーションも少しは改善していると感じています。

山崎君
人に尋ねるときに、物怖じすることが少なくなりました。日本には「沈黙は美徳」という価値観がありますが、カナダでは自分から積極的に話さないといけなかったため、“自分から人に聞いて始めよう”という気持ちになりました。

芝カナダ

写真左から 山崎君、窪田君、高橋君、大海君





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