2021-12-07

【連載】編集部注目の学校 徹底レポート
芝中学校
中学1年 多摩動物公園で校外学習を行いました!


  芝中学校・高等学校では、理科の授業の一環として中学1年の2学期に多摩動物公園で校外学習を実施しています。本年も新型コロナ感染症対策を徹底することで、無事に校外学習を執り行うことができました。


〇 冊子を片手に、クイズに解答して進む!

 当日は天候にも恵まれ、クラスごとに時間をずらし集合することで、密を避けて校外学習を開始しました。

 校外学習では、事前の授業で配布したオリジナルの冊子を片手に動物園を巡ります。動物園内の各所に用意された解説版の情報を頼りに、生徒達は冊子に用意されたクイズに解答していきます。
 「アフリカゾウとインドゾウの違いは何か。図示して説明しよう」といった実際に実物を観察しないと答えられない問も多く用意されています。

 また、クイズ以外にも「観察できた哺乳類の分類情報を25種類記録すること」もミッションの一つです。
 冊子内には、観察した哺乳類の「目」、「科」、「種名」、「学名」、「主な分布域」、「食性」を記録できる表が用意されており、その哺乳類の基本情報を記録しながら観察することが求められます。プライベートで動物園へ行くと、ついついその魅力的な動物たちの姿に目が行きがちになります。しかし、動物園は図書館に劣らない知識の宝庫です。解説版などを読み、知識を深めながら実物を見ることができる格好の学習の場だと思います。


芝学園


〇 知識だけではなく、「実際に体験する」ことを大切に

 芝中学校の理科教育では、「実物を見ながら学習する」ことを大切にしています。受験勉強で多くの知識を学んできた生徒も多いですが、逆にその生物や現象を実際にその目で見て体験したことがある生徒は少ないのが実情です。知識だけではなく、実際に体験することで本当の意味で「習得」することができます。その意味で、解説版で学ぶと同時に、実際に生き物たちを観察できるよう課題を構成しています。

 生徒たちのミッションは、分類の記録やクイズにはとどまりません。当日観察して興味をもったテーマを自分で決めて、レポートを作成することも求められます。
 「クマについて」、「ゾウのおもしろい生態」、「オランウータンの生態と手の構造」など、多種多様なテーマのレポートが毎年提出されてきます。決められたクイズや記録をするだけでなく、自分だけの興味で知識を深めるための工夫の1つです。

 当日は、班ごとに自由に動物園内を巡りました。校外学習中は班ごとに自由行動なので、班のメンバーとの協力は勿論ですが、班外の友達とも協力することも重要です。「〇〇ページのクイズの答え、あっちの方にあったよ!」と、お互いに情報を交換することで、冊子の課題を終わらせられた生徒も多くいました。


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〇 リアルなライオンを、「目の前」で観察!

 今年はここ数年改装工事により運行中止になっていた「ライオンバス」がリニューアルオープンしており、バス内からライオンを間近に観察して喜ぶ生徒の姿も多く見られました。バスは、壁一面がガラス張りでできており、バスの側面にはライオンが食べるために肉がぶら下げられています。肉を食べるためにバスに近づいてきたライオンを、生徒たちはガラス越しに「目の前」で観察することができました。

 どうやら今年は、ライオンをテーマにレポートを書く生徒も多そうです。その他にもオランウータンのスカイウォークや新しく完成したアジアゾウ舎など、見所満載の動物園を生徒たちは満喫したようです。


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 昼過ぎ、動物園の入り口にある広場前で集合し、班ごとに点呼をとって流れ解散となりました。

 この1年、様々な行事が制限されて寂しい思いをした中学1年生も、この日は満面の笑顔で校外学習に取り組み、楽しみながら哺乳類について理解を深めてくれたと思います。


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