2012-08-16

秋の受験生応援企画
2学期からの合格大作戦


夏休みも終盤を迎え、受験生・保護者は、入試本番に向けての準備で忙しい日々を送られているのではないでしょうか。秋(9~11月頃)の受験生と保護者の過ごし方について、首都圏中学模試センターの樋口義人先生にお話しいただきました。「生活編」、「勉強編」、「受験情報編」に分けてご紹介します。

fallhiguchi2

首都圏中学模試センター
代表取締役 樋口義人先生


生活編


■保護者の協力が合格に導く!

夏休みが終わります。これから、保護者は受験生を最大限バックアップすることを約束してください。受験生は、受験生としての自覚と、やり遂げる決意を固めてラストスパートをかけてください。

夏の疲れを9月まで引きずる場合があるので、回復に努めてください。保護者は、消化の良いものを中心に食事を作ってあげてください。体調管理は受験生だけはなく、家族全員の協力が大事です。インフルエンザなどの予防接種は忘れずにしましょう。

夏休みに勉強を頑張ったにも関わらず、秋に入ってなかなか成績が上がらない場合があります。頑張った成績効果は遅れて出てくることがありますので、あせらずマイペースに、手を抜かないでコツコツ勉強すれば必ず結果がついてきます。

受験生は、毎日計画を組んで勉強していると思います。 ときには、1週間に1~2回、遅い時間まで勉強して、「これだけやった!」という実績を積み上げて自信につなげてください。一方で、1週間に1~2回は早めに切り上げて休養日とするなど、メリハリのあるバランスのとれた受験勉強生活を送りましょう。

受験前は、夜中に眠くなってきてしまいますよね。そんなときは、お父さんがお子さんを外に連れ出してあげて、外の空気を吸ってみてください。すると、ぱっと頭がさえます。そして、空を見上げて、北極星や星座を教えてあげてください。受験の時期に「お父さんと北極星を見た」という光景も、お子さんの記憶に刻まれますよ。


勉強編


■ダイナミックな受験勉強法を

秋から受験本番までは時間との勝負です。効率の良い勉強方法をしましょう。具体的には、以下の3つを心がけてください。

(1) 苦手な科目については、基本を習得することに力を入れてください。あまり時間をかけてはいけません。暗記中心の問題など、他の受験生が解ける問題は落とさないでください。
(2) 好きな科目に、できるだけ多くの時間を配分してください。限られた時間の中で、好きな科目を勉強するほうが効率は上がります。
(3) 過去問を徹底的に取り組んでください。


■過去問を徹底的にやろう!

- 何年分解けばいいのか
第一志望校の過去問は、最近の3~5年分を繰り返し解いて、覚えてしまうくらい極めましょう。第二志望以下の学校は、1~3年分でよいので必ず解いて出題の傾向を体感しましょう。
過去問を全く解かずに受験本番に臨み、残念な結果になってしまった生徒を何人も見ています。その一方で、一つの学校の過去問を10年分解いて、難関校の合格をつかんだ生徒もいます。

- 本番さながらに解く!
記述式の解答は、解答用紙の升目どおりに答えを記入して練習し、慣れておきましょう。記述式の問題は、ほとんど読解問題と言えます。長い文章から、何を聞かれているのか察知しなければいけませんので、読解力が必要です。そして、書く技術が必要になってきます。解答は、個人の日記ではありません。読み手を意識した文章を書くことを心がけてください。
図、グラフ、式などの説明を求める問題も、解答用紙に記入して練習しておきましょう。各問題の時間配分にも充分な気配りをしましょう。

出題傾向が似ている色々な学校の入試問題は、幅広い応用力がついて合格の源になるので挑戦してみましょう。また、基本を固めるために、正答率50%以上の問題はしっかり復習しておきましょう。

■模試の受け方

複数の種類の模試を受けるのではなく、1つの模試をなるべく全回受けましょう。自分の実力の経緯が分かりますので、志望校選定の資料となります。いろいろな種類の模試を受けると、成績がぶれるので、一つの模試を続けて受けることをお勧めします。また、ときには所属する塾が主宰する模試だけでなく、他社の模試も受けてみましょう。模試の成績結果はぶれますのであまり参考になりませんが、他塾の模試だとなじみの友達がいないため、より入試に近い緊張した状態で受けることができ、精神力も鍛えられます。


1 2



  • はてなブックマークに追加
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • Google+でシェア


編集部オススメ
受験に関するアンケート受験に関するアンケート

志望校のSNSはチェックしますか?【保護者に質問】