2012-11-08

冬の受験生応援企画
中学入試直前・当日の心構え


中学入試本番までもうすぐです。受験生と保護者の方は、初めての経験で不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。 今日は、「中学入試の直前・当日の心構え」について、首都圏中学模試センターの樋口義人先生にお話しいただきました。出願の心得、入試前日・前々日の過ごし方、試験当日の心構えなど、入試本番に向けて役立つ内容をお届けします。

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首都圏中学模試センター
代表取締役 樋口義人先生


中学入試本番までもうすぐです。受験生と保護者の方は、初めての経験で不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。 今日は、「中学入試の直前・当日の心構え」について、首都圏中学模試センターの樋口義人先生にお話しいただきました。出願の心得、入試前日・前々日の過ごし方、試験当日の心構えなど、入試本番に向けて役立つ内容をお届けします。


受験生の冬の過ごし方


好きな科目、好きな単元はやり残しが無いように、納得がいくまで極めてください。不得意科目や分野は、基本の知識などのチェックをしておきましょう。 計算練習、漢字の書き取り、社会科・理科の基礎知識の暗記など、基本の修得は受験前日まで徹底してください。 前回もお話しましたが、志望校の「過去問」に多くの時間を充ててください。

また、志望校の「入試問題説明会」には出席して、出題の意図を直接聞いておくと安心して受験ができるようになります。学校によっては、かなり詳細に出題の傾向と解き方のポイントが聞けます。

受験勉強に一番熱が入る年末年始の時期はとても大事です。辛いと思いますが、クリスマスやお正月などの「お楽しみ」は延期してください。1月受験は10日頃から始まり、たいていの塾では大晦日まで授業があります。志望校に合格してから家族でゆっくりお祝いをしましょう。体調管理に万全を期すとともに、受験本番に備えてスタミナの温存に努めてください。

2013年度の入試傾向


10月期の三大模試(日能研、四谷大塚、首都圏模試センター)の結果から、2013年度の入試予測をお話します。三大模試の参加者合計は昨年比97.5%で、上位校を敬遠する傾向が顕著に出ていますが、中堅校以下がやや緩和しています。2012年度入試は多くの大学付属中学校で志願者が減少しましたが、2013年は下げ止まりになりそうなものの依然として減少傾向です。男子校の早稲田大学高等学院立教新座日本大学豊山など、女子校の学習院女子中等科立教女学院東京女学館など、共学校の青山学院中央大学附属明治大学付属明治(女子)など、少し減っています。ただし、他大学進学を前面に打ち出している東京都市大学付属國學院大学久我山などは志願者が増加しています。

また、2013年2月3日は日曜日ですので、“ミニ・サンデーショック”に当たります。東洋英和女学院横浜共立学園などのプロテスタント校の2回目入試が3日から4日に移動します。そのほか、2013年3月に副都心線が渋谷駅で東急東横線と相互直通運転となることから、東横線乗り入れによる通学範囲の拡大・変化が予想されます。

出願の心得


受験番号は若いほうが有利な学校が多いです。理由は、若い番号の受験生は志望度が高い傾向にあるため、試験場の雰囲気が良いからです。また、繰り上げ合格は若い番号から順に電話などで行う場合もあります。若い番号の目安として、2ケタまでが望ましいです。 出願日は始発電車などを利用して早めに学校に着くようにしましょう。

東京都と神奈川県では2月1日寄りの入試が増えています。1日と2日が勝負ですので、この2日間で完結するようにシミュレーションをしておきましょう。そして、午後入試も活用しましょう。3日以降は後半戦と考えて、受験生のレベルに合わせてダブル出願をしておき、1日と2日の合否の結果で柔軟に受験校を選びましょう。2月4日以降は、前日・当日出願のための願書などの準備をしておきましょう。理想的な併願のパターンについては、前回お話した内容を参考にしてください。


入試前にしておくこと


試験場までの所要時間を計算し、交通機関の確認をしておきましょう。試験場の下見は是非しておいてください。学校の雰囲気・環境をあらかじめ知っておけば、入試当日に安心感を持って臨めます。

入試の前日まで、それまで通りの普通の生活を送ってください。特別なことは一切しなくて結構です。朝型が良い、夜型が良いなどありますが、個人差がありますので、それほどこだわる必要は無いと思います。

入試前日・前々日の過ごし方


試験前に緊張したり、強い不安感がある生徒は塾の先生などにアドバイスを受けてください。試験前日・前々日もなるべく普段どおりに生活をしてください。勉強は簡単にすませて早めの就寝を心がけましょう。緊張から寝つきが悪くなっても心配する必要はありません。一睡もできなくても合格した先輩はたくさんいます。

■ 入試の持ち物をチェック!

入試の持ち物は、必ず前夜までに用意しておきましょう。以下、参考にしてください。

□ 受験票… 受験する学校の「受験票」を忘れないようにしてください。併願校の受験票と間違えないように気をつけてください。
□ 上履き… 上履きを持ってくるように指示される学校もあります。
□ 当日の服装… 最低1、2度着用した慣れたもので清潔な服装にしましょう。防寒具(コート、マフラー、手袋など)も忘れないようにしてください。
□ 鉛筆… HB、Bなどの濃いめで長いものを10本以上用意しましょう。一科目2~3本の使用を目安に準備してください。また、シャープペンシルは避けましょう。なぜなら、突然壊れたり、芯を入れ替える時間が無駄になるからです。
□ 消しゴム… 直方体の大きなものを2個用意しましょう。
□ その他… コンパス、三角定規、分度器、定規を持って行くこと。持ち込み不可品があれば、付添いの保護者が預かってください。なお、筆記用具は使い慣れているものがおすすめです。

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