2013-02-08

東大生が教える!
中学生のための頭がグンとよくなる勉強法


第2回 【入試直前特別号】 入試本番で気をつけること

清水章弘さん、25歳。2011年に東京大学教育学部を卒業し、東京大学大学院教育研究科に進学されました。2008年に、学習塾プラスティーを立ち上げた若き起業家としても注目されています。これまでに6冊の本を出版し、中学生・高校生に「勉強のやり方」を伝えていらっしゃいます。今回の連載では、清水さんに、中学生の皆さんに向けた、勉強法についてのアドバイスをお聞きしました。

清水章弘

株式会社プラスティー教育研究所
代表取締役 清水章弘

【清水先生の記事一覧】
第1回 【入試直前特別号】 焦りを解消する勉強法
第2回 【入試直前特別号】 入試本番で気をつけること
第3回 【英語の勉強法】 この春にやってほしい「3つのこと」
第4回 【数学の勉強法】 とっておきのノートの作り方
第5回 【国語の勉強法】 国語の知識ってどう増やす?

・清水さんのインタビュー記事はこちら
・好評連載!清水章弘先生の受験生活お悩み相談室はこちら


今回まで「入試直前特別号」!


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皆さん、こんにちは。プラスティーの清水章弘です。
前回の「第1回 【入試直前特別号】 焦りを解消する勉強法」に引き続き、今回も「入試直前特別号」です。受験生でない人は、来年(or再来年)のことを想像して、ドキドキしながら読んでくださいね。保護者の皆さまは、お子さまとお読みいただけたら幸いです。
前回は、「伸ばせる教科・単元に絞って勉強しよう」等のお話をしました。暗記の仕方などもお伝えしましたね。まだお読みになっていない方は、まずそちらをお読みください。

今回は、「入試本番で気をつけること」をお話しします。
以下の4つの場面に分けてお話をしましょう。入試前日に再度この記事を読み返してもらえると嬉しいです。

①「入試前日」…前日ってどう過ごす?
②「試験直前」…試験開始10分前って何すればいいの?
③「試験開始」…試験は「はじめてください」ではじめてはダメ?!
④「休み時間」…休み時間はどうやって心を落ち着ける?

それでは、「入試直前特別号その2」、いってみましょう!

「入試前日」はいつもより「ちょこっと」早起き!

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「いよいよ、明日が本番…がんばるぞ!」
そうやって気合いが入ってしまう人も多いと思います。
でも、やってはいけないのが夜更かし。どんなに気分が乗っていたとしても、前日は早く寝ましょう。

そのために実践してほしいことは、前日の朝、いつもより「ちょこっと」早起きをすること。
30分程度で構いません。そうすれば、いつもより「ちょこっと」早く眠気が襲ってきます。その勢いに任せて寝てしまうのです。
そしてそのためには、前々日は早く寝る必要がありますので、気をつけてください。
「前日は緊張して寝られなくて…」と思う人は、ぜひとも試してみてくださいね。

また、前日は、当日の試験と同じ時間割で勉強するのがオススメです。
たとえば、1時間目が国語であれば、国語を同じ時間だけ勉強してみます。次が数学だったら、次は数学。そうやって勉強を進めていると、入試当日の感覚を味わうことができますよね。


「試験直前」は「1冊に集中」!

試験がはじまる直前は、少し勉強できる時間があります。でも、前回お伝えしたように、直前は「あれもこれもやろう」は禁物です。

心掛けてほしいことは、「参考書や問題集を各科目1冊しか持ち込まない」ということ。
たくさん持っていってしまったら、「あれも見なきゃ、これも見なきゃ! 最後にこれだけ…」と焦ってしまいます。そうならないためにも、愛着のある1冊だけを持っていくようにしましょう。
その1冊をしっかり読めたら、あとはそれをしまって、「シャープペンシルの芯が入っているか」「消しゴムは先端が汚れてないか」などを確認したほうがよいでしょう。


「試験開始」は深呼吸から!

さぁ、試験がはじまりました。ここで皆さんに心掛けてもらいたいことは、「すぐに解きはじめない」ということです。
「えっ、早くしないと終わらないかもしれないじゃん!」なんて声が聞こえてきそうですが、意外とこれ、知られていませんが重要なポイントなのです。

繰り返しになりますが、皆さんの最大の敵は「焦り」です。
これを消すと、合格に1歩近づきます。試験監督の方に「はじめてください」と言われて、急いでガァーッとはじめてしまうと、気持ちが浮ついたまま問題に取り組むことになります。浮ついたまま解いていると、当然、解けなかったときの焦り方も大きくなります。

たった10秒で構いません。
「はじめてください」と言われたら、静かに目を閉じ、ゆっくりと深呼吸をしてからはじめてみてください。普段通りの落ち着いた気持ちに近づいていくのがわかるでしょう。


「休み時間」はクヨクヨしない!

清水章弘

次は休み時間の過ごし方です。ここでも大切なことがあります。
それは、「いま試験を受けた教科の出来がよくなくてもクヨクヨしない」ということです。
「え~、そんなこと言われなくてもわかってるよ…。でもクヨクヨしちゃうんだよ…」と思うかもしれません。
でも、そういうときは思い出してほしいのです。
いままで受けた模擬試験や定期テストの中で、「全教科が完璧だったこと」があったでしょうか…?

どうでしょう。おそらくないはずです。
そうなのです。テストというものは1教科か2教科くらい「失敗して当たり前」なのです。そう考えると、少し気持ちが楽になりますよね。
もしある教科で失敗したとしても、「失敗の1教科(or2教科)がここで来たんだな。次からは失敗しないようにしよう」と気持ちを切り替えましょう。そうして次の教科の勉強をはじめるのです。


今回のまとめ:4つのタイミングに合わせて対策しよう!

今回の記事はどうだったでしょうか?
以上お話しした4つを意識し、思い切って試験にぶつかってください。

そして最後は何よりも「気持ち」が大事です。「受かりたい」という願望ではなく、「何としてでも受かるんだ」という強い気持ちを持ちましょう。
がんばる皆さんに春が来てくれることを、心から祈っています。

今回で「入試直前特別号」は終わりです。次回からはそれぞれの教科の具体的な勉強法をお伝えします。第3回(2/25掲載予定)のテーマは「英語」です。お楽しみに!

勉強TIPS

試験本番で出た問題は、「その年のトレンド(流行)」である可能性があります。試験で解けなかった問題は家で復習しましょう。もしかすると次の学校で出題されるかも…?!
また、試験会場は冷えることが予想されます。手袋・携帯用カイロ・ブランケットなどの防寒グッズを忘れずに!




東大生が教える! 中学生のための頭がグンとよくなる勉強法
第3回 【英語の勉強法】 この春にやってほしい「3つのこと」



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