2009-12-16

パスナビ スペシャルインタビュー
荻原健司さん


ベストを尽くすことの大切さを伝えたい


荻原健司さん── 最近は子どもに小さい頃からスポーツを習わせるのが過熱しています。スポーツをさせるときに、親はどんなことに気を付ければいいでしょうか

スポーツを始めるきっかけに、「お父さんやお母さんにすすめられたから」というのがありますよね。子ども自身が選んでいない場合もあります。また、指導者の熱意が行きすぎて子ども達がかえって疲れてしまう、というケースも耳にします。その点は私もとても心配していて、大人側が考えを変えていかなければならないと考えています。

親は「子どもに何をさせたいのか」という目的を持ってスポーツに取り組ませることが大切ではないでしょうか。たとえば、お父さんやお母さん自身が、子どもがどういう目標に向かってスポーツクラブに通っているのか、子どもがそのクラブに合っているのかを見極めることが大事だと思います。

── 国会議員として活躍されている荻原さんですが、今後実現したい目標は何ですか。

スポーツや教育問題に取り組むことを通して、社会をよりよくしていきたいと思っています。私が掲げている信念に「スポーツマンシップ」があります。スポーツ競技が成り立つためには、アスリートの他に、ルールそのものやルールが守られているかを見る審判員の存在が欠かせません。それぞれの役割の人たちがそれぞれのベストを尽くすことでより良い競技が成立するのです。これがスポーツマンシップの考え方です。

社会全体を見渡しても同じです。法律というルールを守りながらそれぞれがベストを尽くせる世の中になれば未来はもっと明るくなるはず。これからも皆さんに、「スポーツマンシップ」を広く伝えていきたいですね。


荻原健司さん手書きメッセージ

プロフィール

荻原 健司(おぎわら・けんじ)

ノルディック複合の選手として長年に渡り世界のトップアスリートとして活躍、オリンピック団体戦で2大会連続金メダル獲得、ワールドカップ個人総合3連覇などを含め通算19勝という前人未到の成績を収める。

2004年7月、参議院議員選挙に全国比例代表区で初当選。スポーツ振興や教育問題、環境問題に力を注ぎ活動中。

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