清水章弘先生の受験生活お悩み相談室

2014-01-15入試対策

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質問

推薦入試で合格できなかった子どもに、次の一般入試に向けてやる気を出させるよい方法は何でしょうか?

回答

目標達成の5ステップ」で気持ちを次に向かせてあげてください。



こんにちは、プラスティーの清水です。
今回は「この時期」ならではのご相談をいただいています。推薦入試で志望しているということは、行きたい気持ちも強かったのだと思います。気持ちが落ちるのも当然です。しかし、あまり長く引きずっていたら、一般入試も共倒れになってしまいます。今日は気持ちの切り替えについてお話をしたいと思います。
また、今回の内容は、中学2年生以下のお子さまやその保護者の方々にも読んでいただきたいです。なぜならば、これは入試だけでなく模擬試験や定期テストなどの試験がうまくいかず、「次に気持ちを切り替えたい!」と思ったときにも応用できるからです。

まずは、失敗した原因を明らかにする


気持ちを切り替えたいときにしていただきたいことは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、失敗した原因を明らかにすることです。

次に気持ちが向かないとき、「仮」でもよいので、失敗した原因を明らかにすると吹っ切れることがよくあります。
「仮」でよいのです。この原因分析の目的は次に気持ちを切り替えるためですから、正確な原因分析は受験が落ち着いてからしてください。
たとえば、推薦入試では「面接でのあの一言が悪かった」と決めてしまいます。裏を返せば、「ほかは大丈夫だった」ということです。原因をそこの一点に集中すると、それまで漠然と自信を失っていたのが、そこの一点以外に関しては自信を失わずに済みます。

ただ、原因を明らかにするときに気をつけてほしいことがあります。原因は以下の3つに分けることができますが、①の「自分の性格」としないことです。もしも原因を「本番に弱い」などの性格に置いてしまうと、「自分は何をやってもダメなんだ…」とさらに気持ちが落ちてしまう可能性がありますので、気をつけてください。



【3つの原因】

①自分の性格
②自分の努力
③自分以外の(外部の)要因

「いまできること」を実行する


その次にしていただきたいことは、「いまできること」を考え、実行する、です。
私は以下のステップを提案しています。「目標達成の5ステップ」というものです。

ステップ1.目標を決める
目標(志望校)を再確認しましょう。

ステップ2.やるべきことを書き出す
志望校を再確認したら、いまの学力とその目標との差を考え、やるべきことを書き出してみましょう。教科ごとにリストアップするのがよいです。

ステップ3.優先順位をつける
やるべきことをすべて同時にやることはできませんので、それらに優先順位をつけましょう。

ステップ4.時間配分を決める
それらにかかる時間を計算し、日々のスケジュールに落とし込んでいきましょう。カレンダーに書き込んでいくとやりやすいです。

ステップ5.実行する
ステップ4までで「ヤバい!時間がない!」と思えたらしめたものです。このプロセスを通してスケジュールを立てると、必ず焦ってくると思います。落ち込んでモヤモヤしていた気持ちが、次の行動に向かっているはずです。今日から早速実行しましょう。




いかがでしたか?
上記以外では、「過去問を解き、危機感で目を覚ます」「志望校に足を運んでモチベーションを上げてみる」といった方法もあります。こちらもお試しください。

受験後、皆さまからの吉報をお待ちしております。連載のご感想などもいただけたらうれしく思います。





気持ちの切り替え




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プロフィール

清水章弘-2011年に東京大学教育学部を卒業し、東京大学大学院教育研究科に進学。2008年に、学習塾プラスティーを立ち上げた若き起業家としても注目されている。これまでに6冊の本を出版し、中学生・高校生に「勉強のやり方」を伝えている。著書に『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や『現役東大生が教える! 頭がよくなる7つの習慣』(PHP文庫)がある。


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