清水章弘先生の受験生活お悩み相談室

2014-05-14模試・定期テスト

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質問

新学年になってはじめての中間テストが迫ってきました。 勉強方法や試験対策のコツはありますか?

回答

あります。
「間違い分析」「傾向分析」の2つから始めてみましょう。



皆さん、こんにちは。プラスティーの清水章弘です。
新学期が始まっておおよそ1か月…もうすぐ定期試験が始まりますね!
今回のテーマは「新学年はじめての中間テストは、どう勉強したらよいか」です。
今からできる日々の勉強法や、試験対策のコツをお伝えします。

はじめての中間テストは、チャンス!


新学年ではじめての中間テスト…皆さんはどうとらえていますか。「気合いが入る!」と思う人がいる一方で、「どうせできないよ…」と思う人もいることでしょう。「できないよ…」と思う人は、とらえ方を変えてみましょう。
それは、新学期のテストは「チャンス」だということです。

カリキュラムは、ほとんどの場合、学年ごとに単元が切り替わります。新しく始まる教科もあります。中間テストでは4月から習った単元の実力だけが問われることになるので、頑張れば頑張った分だけ得点は伸びていきます。よい成績でスタートできれば、1年間、勉強へのモチベーションを維持するきっかけにもなるでしょう。
努力が結果に反映されやすいので、最初の中間テストは、成績向上のはずみを作る「チャンス」なのです。

前回のテストを分析してみよう


では、どのように勉強すればよいのでしょうか。中2生と中3生にしてほしいことは、前回受けたテストの「分析」です。
その際、2つの視点から考えましょう。
1.間違い分析…自分がどのようなミスをしているか
2.傾向分析…テストの問題がどのような傾向で出題されているか
いわば、「自分」と「相手(=テスト)」の分析ということです。
「間違い分析」、すなわち「自分」の分析をする人は多いのですが、「テスト」の「傾向分析」にも力を入れてください。
効率的に学習を進めるために、テストに何が出ているかを調べてみるのです。

勉強するべきものを決める!


まずはテストを徹底的に分析してみましょう。

たとえば、ある英語のテストの出題の割合が、分析により、次のように明らかになったとします。
教科書……20%
ノート………20%
問題集……60%
一目瞭然ですね。教科書やノートの勉強に時間を割きすぎず、問題集に力を入れるべきだとわかります。

テストの「傾向分析」が終わったあとは、具体的な学習プランを決めましょう。
何がどのくらい、どこから出題されているのかを把握したら、割合に応じて、優先順位をつけて勉強しましょう。試験までのスケジュールも、優先度の高いものから順番に組み込んで立てればムダがありません。
もちろん、「間違い分析」によって、たとえば「スペルミス」や「発音・アクセント」が課題だとわかれば、その克服に時間をかけてもいいでしょう。
勉強は、がむしゃらにやればいいというものではありません。とりわけテストにおいては、しっかりと自分とテストの分析をし、必要なものを見極め、余裕をもったスケジュールで対策するようにしましょう。

中1生の場合は、前回のテストを分析することはできませんので、まずは授業のノートと教科書、そしてもしあれば問題集を用いて繰り返し復習をして下さい。
学校から指定された問題集で演習が足りない場合は『中学定期テストの対策ワーク』シリーズ(旺文社)などを用いて補いましょう。また、各教科の具体的な勉強法は拙著『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)をご参照頂けると嬉しく思います。




いかがでしょうか。
今回は、初めてのテストに対する心構えと、テストの具体的な対策方法について紹介してみました。よい結果は次へのモチベーションになります。中間テストで満足できる得点をとり、今年度のスタートダッシュをうまく切りましょう!



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プロフィール

清水章弘-2011年に東京大学教育学部を卒業し、東京大学大学院教育研究科に進学。2008年に、学習塾プラスティーを立ち上げた若き起業家としても注目されている。これまでに6冊の本を出版し、中学生・高校生に「勉強のやり方」を伝えている。著書に『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や『現役東大生が教える! 頭がよくなる7つの習慣』(PHP文庫)がある。


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