「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
下の図は,国会,内閣,裁判所と国民の関係をまとめたものです。図を見て,次の問いに答えなさい。 (立命館中学校)
(1)① に入れるにはあてはまらない文が一つあります。それを次のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。
(2)② に入る正しい文を次のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。
(3)③ に入れるにはあてはまらない文が一つあります。それを次のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。
『中学入試 社会のまちがえるところがすっきりわかる』(129ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) エ (2) イ (3) エ
(1) 参議院(さんぎいん)議長は,参議院で参議院議員の投票によって選出される。衆議院議長の場合も同じである。
(2)アは天皇(てんのう)の国事行為(こくじこうい)。エは裁判所が内閣を抑制するはたらきである。また,ウは国会の仕事である。
(3)【つまずき注意】エは内閣の仕事である。最高裁判所の裁判官に対しては,適任かどうかを投票で判断する国民審査の制度があるが,それ以外の裁判官に対してそのような制度はない。