「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
図1の長方形を直線ℓを回転の軸として1/3回転すると,図2の立体になりました。この立体の体積は何cm3ですか。ただし,円周率は3.14 とします。
(高輪中学校)
『中学入試 算数図形のまちがえるところがすっきりわかる』(97ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
235.5cm3
立体の底面積は,半径10cm,
中心角120°のおうぎ形から半径5cm,中心角120°のおうぎ形をひくと考えて
(10× 10 × 3.14 ー 5 × 5 × 3.14)×120°/360°
= 25 × 3.14(cm2)
よって,立体の体積は,
25 × 3.14 × 3 = 235.5(cm3)