「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
ヘチマは,4月中旬くらいから種まきをすると,よく育ちます。そこで5月に入ってから,図1のようにして教室でヘチマの種をまき,日当たりのよい窓ぎわに置いたところ,2週間後に芽が出ました。このことをもとに,発芽に必要な条件にはどのようなものがあるか,調べていきます。(森村学園中等部)
次のような条件でヘチマの種子をまいて,観察しました。
A しめらせた土に種子をまく。
B 乾いた土に種子をまく。
C Aと同じものを冷蔵庫に入れる。
D 水にしずめる。(図2)
①AとB,②AとC,③AとDをそれぞれ比べると,発芽に必要な条件のうち,何について調べることができますか。
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(57ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
①水
②適当な温度
③空気
① Aでは水があり,Bでは水がない。
② AとCでは温度がちがう。
③ Dは水にしずめているから,種子が空気にふれない。