「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
下の図のように,直角三角形ABCをDEで折り曲げたところ,DFとBCが平行になりました。(あ)の角の大きさは何度ですか。(日本女子大学附属中学校)
『中学入試 算数図形のまちがえるところがすっきりわかる』(31ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
26°
折り返した角は等しいので,
角EFG=角DAE=32°
BCとDFが平行より,同位角が等しいことから,
角EGD=角ACB
=180°-90°-32°
=58°
三角形EFGの外角より,
角EGD=角(あ)+角EFG
角(あ)=58°-32°=26°