「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
次の問いに答えなさい。 (聖学院中学校)
(1) 日の出・日の入りの向きと位置を表しているのはどれですか。解答例を参考にして,太陽が動く向きはア~クから,地平線との位置関係はA~Fから選びなさい。解答例「ア-A」
(2) 一年のうちで最も太陽が南よりからのぼる日を冬至といいますが,冬至に関係するものを,次のア~ケからすべて選びなさい。
ア 12月22日ごろ
イ 1月22日ごろ
ウ 2月22日ごろ
エ 最も昼の長さが短い。
オ 昼と夜の長さが同じ。
カ 最も昼の長さが長い。
キ 太陽は南緯23.4°の真上を通る。
ク 太陽は赤道の真上を通る。
ケ 太陽は北緯23.4°の真上を通る。
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(79ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) 日の出…イ-F 日の入り…エ-C
(2) ア,エ,キ
(1) 【つまずき注意】 日の出は太陽の上のふちが地平線に現れたときで,太陽は東の地平線から右ななめ上にのぼっていく。東を向いて立つと,右手側が南になる。
日の入りは太陽の上のふちが完全に地平線にかくれたときで,太陽は右ななめ下におりて西の地平線にしずむ。西を向いて立つと,右手側が北になる。
(2) 太陽は,春分・秋分に赤道の真上を,夏至に北緯23.4°の真上を,冬至に南緯23.4°の真上を通る。