「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
次の実験について,あとの問いに答えなさい。 (お茶の水女子大学附属中学校)
実験1 図1のように,火のついたろうそくにガラスのつつとふたをかぶせたところ,しばらくしてろうそくの火が消えた。
実験2 そこで,図2のように,火のついたろうそくに,下にあながあいているつつをかぶせ,ふたをかぶせなかったところ,ろうそくは燃え続けた。
(2) 実験2で,ろうそくが燃え続けているとき,空気はどのように流れていると考えられますか。右のア~エから選びなさい。
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(125ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) エ
(2) イ
(1) ろうそくが燃えるときには,酸素が使われ,二酸化炭素ができるから,酸素が減り,二酸化炭素がふえる。
【つまずき注意】ちっ素は,ものが燃えても変化しない。
(2) ろうそくが燃えると,ほのおの近くの空気の温度が上がるので,対流が起こる。