「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
次の文に当てはまる臓器は何ですか。名前を答えなさい。 (東京家政学院中学校)
A 長さが6mもある細長い管で,食べ物を消化し,水分や養分を吸収する。この臓器の内部には,小さな毛のようなものがたくさんあり,内部の表面積を非常に大きくしている。
B 体内に吸収された養分は,門脈という静脈を通って,一部がこの臓器にたくわえられる。
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(21ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
A…小腸 B…肝臓
【つまづき注意】 小腸の内部にはたくさんのひだがあり,そのひだからじゅう毛が無数に出ていて,表面積がたいへん広い(テニスコート 1枚分くらいの広さがあるといわれる)。小腸を通過して養分をふくんだ血液は,門脈という血管を通って,肝臓に流れこむ。