「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
右下の図は肺の一部を拡大したもので,小さなふくろがたくさんあります。 (神奈川大学附属中学校)
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(19ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) 毛細血管 (2) ア,エ
(3) えら
(1) 鼻や口から吸いこまれた空気は,気管を通って肺に入る。肺では,気管がいくつにも枝分かれして気管支になり,気管支の先に肺胞というふくろがある。その肺胞を細い血管(毛細血管)がとりまいている。
(2) 肺胞の中の空気と毛細血管の中の血液の間で,酸素と二酸化炭素が交かんされる。
(3) 水中で生活する魚やエビやイカには,肺のかわりにえらがあり,水と血液の間で酸素と二酸化炭素を交かんしている。