「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
天気図A・Bについて,次の問いに答えなさい。ただし,Hは高気圧,Lは低気圧を示しています。
(日本大学第二中学校)
(1) 天気図Aのような気圧の配置になりやすい季節を答えなさい。
(2) 天気図Aのとき,東京の天気を答えなさい。
(3) 天気図Aのとき,東京にふく風の向きで,もっともふさわしいものを,次のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。
ア 北東 イ 北西 ウ 南東 エ 南西
(4) 天気図Bのような気圧の配置が続く時期を答えなさい。
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(67ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) 冬 (2) 晴れ
(1) 日本の西の大陸に高気圧があり,日本の東の太平洋に低気圧があって,等圧線が日本の上をたてにはしっている。
(2)・(3) 西高東低の気圧配置になると,北西の季節風が強くふき,日本海側は雪,太平洋側は晴れになる。
(4) 停滞前線が東西に長くのびているから,梅雨または秋雨である。