「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズは中学入試に向けて勉強をはじめたみなさんが、つまずいたところをしっかり理解できるように作られた問題集です。中学入試対策では苦手分野を作らないことが大切です。この本では、入試の基礎となる問題を選び、受験生がまちがえやすいポイントを丁寧に解説しています。
この「入試問題にチャレンジ」コーナーでは、毎週1回、実際の入試問題を本書から掲載します。ぜひ挑戦してください!受験生がまちがえやすい問題やポイントをもっと学習したい方は、本書をご購入ください。
乾電池と豆電球で図のような回路をつくりました。豆電球はすべて同じです。 (聖学院中学校)
(1) この回路で豆電球イとウのようなつなぎ方を何といいますか。
(2) 豆電球で最も明るくつく電球はどれですか。図のア~ウから選びなさい。
(3) この回路で豆電球アに流れる電流を測ろうと思います。電流計を図のA~Dのどの場所に入れたらよいですか。正しく測れる場所をすべて選びなさい。
(4) 次の文は電流計の使い方を説明したものです。文の( )に当てはまる語句を,あとのア~カから選び,記号で答えなさい。
電流計は,測ろうとする部分に( 1 )につなぎます。電流の強さが予想できないときは,
3つの( 2 )たんしの中で,最も値が( 3 )たんしにつなぎます。針のふれが小さすぎるときは,順に( 4 )たんしの方へつなぎかえます。
ア + イ - ウ 大きい エ 小さい オ 直列 カ 並列
『中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 』(91ページ)から出題しました。本シリーズは「算数文章題」「算数図形」「国語文章読解」「理科」「社会」があります。
(1) 並列 (2) ア (3) A,B
(4) 1…オ 2…イ 3…ウ 4…エ
1 (2) 乾電池の+極から流れ出た電流がそのまま豆電球アを通ったあと,2つに分かれて,
半分ずつが豆電球イとウを通り,ふたたび合流して,乾電池の-極に流れこむ。
(3) 電流計を使うときは,電流を測ろうとする豆電球アと電流計との間に,回路の枝分かれがあってはいけない。