2010-03-25

はばたくチカラ
中学生・高校生の部活File

志望校選択の1つになる「部活動」。中学校と比べて、高校は部活動の種類がたくさんあります。さまざまな部活動を通じて輝いている高校生の姿を編集部が取材します。
※今回は部活動ではなく、委員会活動を取材しました。

錦城高等学校 新聞委員会(前編)

編集委員数 1年5名 2年3名 3年5名
委員会の特徴 『錦城高校新聞』は1964年12月に創刊され、活動が低迷し一度は休刊しましたが、2001年に再刊。当時はワープロで原稿を作り印刷したものを、レイアウトに応じて切り貼りしていたそうですが、現在はMicrosoft Office Word(ワード)でレイアウトしています。年間に17、18号程度刊行する同新聞は校内の話題、行事など、錦城高校の生徒の身近なテーマを中心に取り上げています。2009年度東京都学校新聞コンクール1位、2010年度全国高等学校総合文化祭(宮崎)東京都代表など、高い評価を受けています。(委員長:中山涼子さん)

錦城高等学校 新聞委員会

左から 中山涼子さん、松井巖先生、福住勇矢さん

皆さんの学校のなかには校内新聞を発行しているところもあるでしょう。錦城高校新聞委員会が発行する『錦城高校新聞』のモットーは「錦城高校の生徒のための新聞」。主には、校内の行事や話題、生徒たちをテーマにして作成されています。そんな『錦城高校新聞委員会編集室』について、難関国立大学を合格されたばかりの前編集長の福住勇矢さん(高3)、委員長の中山涼子さん(高2)と顧問の松井巖先生にお話を伺いました。
※錦城高等学校 新聞委員会(後編)はこちら

■学校見学でたまたま通りかかった新聞委員会の編集室…。まさか自分がそこで活動するなんて
-なぜ錦城高校を選ばれたのですか?
中山さん
中学のときの授業に高校見学がありました。そのとき錦城高校の見学と授業体験をして、興味を持ちました。じつはそのとき、新聞委員会の編集室の前をたまたま通りがかったんです。でも、まさか将来自分がここに入るなんて全く想像していませんでした。
あとは、錦城が家から一番近かったからというのも理由のひとつです。(笑)
福住くん
中学3年の夏に行われた三者面談で、先生から「錦城は指導がしっかりしていて校風も良い」と勧めてもらいました。それをきっかけに、錦城高校を受験することを視野にいれ、学校説明会に参加しました。実際に見学したときの学校の雰囲気からも「落ち着いたしっかりとした学校だな」という印象を受けました。
-錦城高校新聞の編集室に入ったきっかけについてお聞かせください。
福住くん
僕は小学校のときに新聞委員会に入っていたんです。当時作っていたのは完全に手作りの『壁新聞』でしたが。そんな経験も委員会への気持ちをあと押ししたのかもしれませんが、じつは「なんとなく」入ってしまったんです。
中山さん
そんなことを言いながらも、福住先輩の活動は本当にすばらしいものなんですよ。先輩のおかげで新聞もかなりバージョンアップしたし(笑)
私が新聞委員会に入った理由は、単純に昔から文章を書くのが好きだったからです。実際、今、文芸部にも入っているんです。
松井先生
うちはクラブ活動ではなく「新聞委員会」なので、ほかのクラブと兼部している生徒も多いのです。福住君はワンダーフォーゲル部に所属しています。
■切り張りからワードを使ってのレイアウトへ
-新聞の企画はどのように決めているのですか? また発行するときの工程について教えてください。
福住くん
これまでの先輩達が積み上げてきた経験から、新聞の内容に関しては年間を通して入学式、錦城祭、球技大会など、大筋で決まっています。ですから、各イベントごとに特集を組んで取り上げています。
それ以外の企画については、編集会議のなかで決めています。
新聞を発行するまでの工程は、企画が決定すると、取材を行います。そして、記事の原稿が出揃うと、次はMicrosoft Office Word(ワード)を使ってのレイアウト構成に進みます。その後、印刷した紙面に細かく校正を入れ、最後に印刷です。印刷は校舎内のプリンターで1,800~2,000部数印刷しています。錦城高校新聞委員会はこれらすべての作業を校内で行っています。話は逸れますが、新聞コンクールに応募する高校の中でも、新聞作成をすべて自校で行っているところは、まだ案外、少数派なんですよ。印刷は外注で行うところも多いんです。
-先ほど、新聞はワードで作っているとおっしゃいましたが、具体的にどんな作業を行っているのですか?
福住くん
『錦城高校新聞』は2001年に再刊行されたのですが、当初はワープロを使って文章を作り、それを印刷して切り貼りしていたそうです。ワードでのレイアウトに切り替わったのは2003年のコンピューター導入のとき。僕の代になってからは、枠を作ってグリッド線(目安になる線)を表示させ、文字はすべてそれに合わせるようにしたんです。これによって、統一感のあるレイアウトを実現することができました。
また、見出し文字のイラストなども四角や丸形の図形ツールを駆使して作成しています。
松井先生
福住君は本当によくワードを使いこなしているよなぁ。ここまで活用している人はなかなかいないんじゃないかな(笑)
中山さん
私が初めて紙面作成に携わったとき、福住先輩からグリッド線に合わせるようにと指示を受けました。さっそくやってみたのですが、「まだグリッドに合ってない。もっと画面を拡大して、しっかり合わせて!」って言われちゃいました。先輩は本当にきっちりした性格なんです(笑)
私も見出し文字に関しては、普段から一般の新聞をつねにチェックして、使えそうなものはスケッチブックに書き写したりして研究しています。

後編はこちらから




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