2010-01-14

学芸科学創造館へようこそ!

「創造」のことばの意味は、「新しいものをはじめてつくりだすこと」です。
この創造館では、旺文社主催「学芸科学コンクール」に寄せられた作品の中から、中・高校生の創造的な作品を紹介していきます。
パスナビ編集部では、みなさんの感性を伸ばし、創造力を高め、これからの未来をひらいてほしいと願っています。

◆「学芸科学コンクール」とは◆

内閣府・文部科学省・環境省後援「全国学芸科学コンクール」は、「全国の小・中・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、青少年の個性の育成」を目的に、各界多方面の方々からご賛同を賜り、昭和32年(1957年)の第1回開催以来旺文社が毎年実施しています。
「青少年の感性を伸ばし、創造力を高める」コンクールの教育的意義をご理解いただき、積極的なご応募を心からお待ち申し上げます。詳しくは学芸科学コンクールのページをご覧ください。

羽ばたく鳥たちを描いて (1)

第52回 絵画部門 中学生の部 金賞
神奈川県 慶應義塾普通部1年生(受賞当時)長江貴弘さん

生き生きと羽ばたく南国の鮮やかな鳥、今にも飛び立とうとする力強いワシタカ類、風雅で幻想的な鳥の絵…ある者は高名な音楽家を、またある者には孤高な画家を思い起こさせる、実に活き活きとした鳥の絵の数々。これらを描いたのは、慶應義塾普通部、現在中学2年生の長江貴弘さん。旺文社主催の学芸科学コンクールで小学生の頃から過去6度も入選している実力の持ち主。絵を描く喜び、工夫する楽しさ、そしてこれからの夢について語って頂きました。全3回にわたってお届けします。

第1回
インタビュー:絵を描く魅力 イメージが形になっていく面白さ
作品紹介:第50回入選作品 「南国パラダイス」、第51回銅賞作品 「はばたけ」
第2回
インタビュー:コンクールで得る「ヤル気」
作品紹介:第49回内閣総理大臣賞、日本芸術院長奨励賞、金賞作品 「はやぶさ」
第3回
インタビュー:将来の夢と、これから描いていきたいもの
作品紹介:第52回金賞作品 「Happy Birds Tree」

受賞者インタビュー

第1回 絵を描く魅力 イメージが形になっていく面白さ

■鳥の魅力は、絵で描く対象としての面白さ。

―長江さんの過去の受賞作は鳥をモチーフにした物が多くあります。鳥に対する特別な思い入れがあるのでしょうか?
小さな頃から絵を描くのが好きで、画用紙に動物や怪獣の絵を描いて遊んでいました。鳥は、小学4年生ぐらいの頃から描き始めました。動物の絵をよく描いている中でも鳥の動きの豊かさや形に惹かれます。鳥が好き…というのもあるけれど、鳥を絵にすることがとても面白いと思っています。図鑑や動物園で鳥を見ながら「こんな絵を描こう」とイメージが湧いてきます。

■絵を描く楽しさは、イメージが現実になっていく実感

―写実的なだけでなく、独創的でのびのびした画風が素敵ですね。どのようにして作品のイメージや工夫が湧いてくるのでしょうか?
鳥を見ているうちに、作品のイメージは湧いてきます。そのイメージが現実になっていくことが絵を描く面白さだと思います。作品の工夫は、友だちの絵を見て湧いてくることもあるし、図書館や本屋で見た絵画を参考にすることもあります。また、ホームセンターのようなところで画材を見ながらコレを使ってみよう、と思って作品に取り入れることもあります。

■素材、背景色などにこめられた工夫の数々

―アルミ板を使ったものや、珍しい素材に彫刻をして立体感を出した作品もあるそうですね。絵を描く際の工夫や、取り入れてみたい素材があれば教えてください。
アルミ板を使ったのは、授業で銅板を使った作品を作った経験をもとに、銅板よりもアルミ板の方が扱いやすく切りやすいと思ったからです。光の加減や立体感を表現できる点がとても面白かったです。今、使ってみたいと思っている素材は卵のカラ。丸みで立体感を出せそうなので挑戦してみたいです。また、全体のバランスを見ながら、より鳥のモチーフがひきたつように背景の色を抑えたり重ね塗りをしたりします。

■編集部から

次回(1/21更新予定)は、長江さんが絵を描き続けるモチベーションのひとつにもなっているコンクールへの取り組みについてお伺いします。



作品紹介

  • 第50回入選作品「南国パラダイス」
    ▲第50回入選作品 「南国パラダイス」
  • 第51回銅賞作品「はばたけ
    ▲第51回銅賞作品 「はばたけ」



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