「創造」のことばの意味は、「新しいものをはじめてつくりだすこと」です。
この創造館では、旺文社主催「学芸科学コンクール」に寄せられた作品の中から、中・高校生の創造的な作品を紹介していきます。
パスナビ編集部では、みなさんの感性を伸ばし、創造力を高め、これからの未来をひらいてほしいと願っています。
◆「学芸科学コンクール」とは◆
内閣府・文部科学省・環境省後援「全国学芸科学コンクール」は、「全国の小・中・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、青少年の個性の育成」を目的に、各界多方面の方々からご賛同を賜り、昭和32年(1957年)の第1回開催以来旺文社が毎年実施しています。
「青少年の感性を伸ばし、創造力を高める」コンクールの教育的意義をご理解いただき、積極的なご応募を心からお待ち申し上げます。詳しくは学芸科学コンクールのページをご覧ください。
第52回 絵画部門 中学生の部 金賞
神奈川県 慶應義塾普通部1年生(受賞当時)長江貴弘さん
生き生きと羽ばたく南国の鮮やかな鳥、今にも飛び立とうとする力強いワシタカ類、風雅で幻想的な鳥の絵…ある者は高名な音楽家を、またある者には孤高な画家を思い起こさせる、実に活き活きとした鳥の絵の数々。これらを描いたのは、慶應義塾普通部、現在中学2年生の長江貴弘さん。旺文社主催の学芸科学コンクールで小学生の頃から過去6度も入選している実力の持ち主。絵を描く喜び、工夫する楽しさ、そしてこれからの夢について語って頂きました。全3回にわたってお届けします。
■テニス部に所属して運動にも励む毎日
■将来の夢と、これから描いていきたいもの
■自分の好きなことに時間をかけることも大事
■編集部から
絵を描く面白さや日常生活、これからの夢について、少し恥ずかしそうにしながらも、しっかりとした口調で語ってくれた長江さん。長江さんが絵を描くパワーは「楽しい」という気持ち、イメージした世界を自分で創り上げる喜びから湧いてくることが言葉の端々から伝わってきました。これから先も、工夫に溢れた絵が次々と生まれてくることを楽しみにしています。