2010-01-28

学芸科学創造館へようこそ!

「創造」のことばの意味は、「新しいものをはじめてつくりだすこと」です。
この創造館では、旺文社主催「学芸科学コンクール」に寄せられた作品の中から、中・高校生の創造的な作品を紹介していきます。
パスナビ編集部では、みなさんの感性を伸ばし、創造力を高め、これからの未来をひらいてほしいと願っています。

◆「学芸科学コンクール」とは◆

内閣府・文部科学省・環境省後援「全国学芸科学コンクール」は、「全国の小・中・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、青少年の個性の育成」を目的に、各界多方面の方々からご賛同を賜り、昭和32年(1957年)の第1回開催以来旺文社が毎年実施しています。
「青少年の感性を伸ばし、創造力を高める」コンクールの教育的意義をご理解いただき、積極的なご応募を心からお待ち申し上げます。詳しくは学芸科学コンクールのページをご覧ください。

羽ばたく鳥たちを描いて (3)

第52回 絵画部門 中学生の部 金賞
神奈川県 慶應義塾普通部1年生(受賞当時)長江貴弘さん

生き生きと羽ばたく南国の鮮やかな鳥、今にも飛び立とうとする力強いワシタカ類、風雅で幻想的な鳥の絵…ある者は高名な音楽家を、またある者には孤高な画家を思い起こさせる、実に活き活きとした鳥の絵の数々。これらを描いたのは、慶應義塾普通部、現在中学2年生の長江貴弘さん。旺文社主催の学芸科学コンクールで小学生の頃から過去6度も入選している実力の持ち主。絵を描く喜び、工夫する楽しさ、そしてこれからの夢について語って頂きました。全3回にわたってお届けします。

第1回
インタビュー:絵を描く魅力 イメージが形になっていく面白さ
作品紹介:第50回入選作品 「南国パラダイス」、第51回銅賞作品 「はばたけ」
第2回
インタビュー:コンクールで得る「ヤル気」
作品紹介:第49回内閣総理大臣賞、日本芸術院長奨励賞、金賞作品 「はやぶさ」
第3回
インタビュー:将来の夢と、これから描いていきたいもの
作品紹介:第52回金賞作品 「Happy Birds Tree」

受賞者インタビュー

第3回 将来の夢と、これから描いていきたいもの

■テニス部に所属して運動にも励む毎日

―絵を描くにも、絵のことだけではない様々な生活のことが刺激になっていると思います。日頃取り組んでいることや、最近興味を持っていることは何ですか?
部活動ではテニス部に所属しています。週3回活動があります。スポーツでは球技が好きで、よく楽しんでいます。
最近、興味を持っているのは、「坂の上の雲」や「不毛地帯」など歴史上の物語をドラマ化した番組を見ること。自分は存在も知らなかったような人たちが活躍していた様子を見るのはとても面白いと思います。本が原作の映画やドラマに興味があります。

■将来の夢と、これから描いていきたいもの

―将来の夢と、今後の絵を描く活動について教えてください。
将来は医者になって、たくさんの人の命を救いたいと思っています。父も祖父も医者なので、その影響もあると思います。
絵は、趣味でずっと続けていきたいです。今後描いてみたいモチーフは、身近な鳥や昆虫、風景画にも挑戦していきたいです。身近な鳥は、動物園にいるようなものとは違い、鳥自体の色が灰色や黒など地味な色が多いので、風景や背景の色彩でバランスを取って描きたいです。

■自分の好きなことに時間をかけることも大事

―同じ中学生の皆さんにメッセージをお願いします。
中学生になると勉強も難しくなり、部活などもあって毎日が忙しくなるけれど、その中でも時間をみつけて、趣味や自分の好きなことを一生懸命やることが大事だと思います。

■編集部から

絵を描く面白さや日常生活、これからの夢について、少し恥ずかしそうにしながらも、しっかりとした口調で語ってくれた長江さん。長江さんが絵を描くパワーは「楽しい」という気持ち、イメージした世界を自分で創り上げる喜びから湧いてくることが言葉の端々から伝わってきました。これから先も、工夫に溢れた絵が次々と生まれてくることを楽しみにしています。



作品紹介

  • 52回金賞作品 「Happy Birds Tree」
    ▲52回金賞作品 「Happy Birds Tree」



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