2015-07-16

グローバル教育特集 取組校の紹介
鴎友学園女子中学高等学校


鴎友学園女子中学校の英語授業の特色は、授業を全て英語で行う“オールイングリッシュ”と、英語図書に数多くふれる“多読”にある。教材には絵本や原書の児童書、洋書のテキストを使うことで、英語を日本語に置き換えることなく理解する力を伸ばしている。

また、学校に1万8千冊強の洋書があり、この中から自分の好きな本を読む“多読の時間”を授業時間内に設けている。


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鴎友学園のグローバル教育は、英語の授業だけではない。すべての教科の学習を通じて、「自国について知り理解する」とともに、「異質な文化、考え方を持つ相手と理解しあい、違いを乗り越えて一緒に課題に取り組む力」を育成している。


世界で通用するディベート・ディスカッション力を養成する


中3~高3の希望者を対象にした外国人講師によるディベート講習会を開催し、基本的なルールや情報収集の手法などを学んでいる。

学内だけでなく、他校と練習するユニークな取組みもある。それが、愛知県にある海陽中等教育校の生徒らと発足した「KOP(海陽鴎友プロジェクト)」だ。

毎年2月と7月に、互いの学校を行き来して会場として、プレゼンテーションやディスカッションの他に、互いにコーチングや自己分析を深めて自らの進路についても考える。KOPの当日は早朝の新幹線に乗り込み、乗車中も事前学習に臨む。濃密な日帰り校外学習だ。


世界を舞台に挑戦する生徒もいる。その一つに、2012年から韓国の韓亜(ハナ)高校で行われる国際シンポジウムへの参加がある。

韓亜高校はまだ新しい学校だが、韓国最難関のソウル大学に多数の合格者を出すなどハイレベルな教育をしている学校だ。 このシンポジウムでは、韓国、中国、タイ、シンガポールなどのアジア圏トップクラスの高校が集い、代表生徒が環境や教育などのテーマに関してプレゼンテーションやディスカッションをする。

日本からは鴎友学園のほかに、灘高校、海陽中等教育学校、早稲田大学高等学院 筑波大学附属高等学校が参加している。この大舞台に立てるのは、学内で選抜された6~9名の生徒である。

初めて参加した年は、他校のプレゼン力とレベルの高さに圧倒されてほとんど発言できなかったそうだが、国内での訓練により、世界でも通用するディベートやディスカッションのスキルが身についてきている。



世界の一流大学で臨む海外研修プログラム


アジア圏のほかに、欧米圏の海外研修プログラムもある。 それは、世界でも最高の名声を得ている大学の一つであるアメリカのイェール大学での研修だ。

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高1・2年の希望者が、イェール大学キャンパスにて現地語学学校の英語授業を受ける。さらに、イェール、ハーバード、マサチューセッツ工科大学の学生と少人数制のグループディスカッションを行う。

なんと、このイェール大学のプログラムを今年の7月から鴎友学園内で実施する試みだ。アメリカの名門女子大学の一つ、スミス・カレッジとウェルズリー・カレッジから現役女子大生を呼び、エンパワーメントプログラムなどを実施する計画である。


鴎友学園は、グローバル時代に必要な教育を取り入れ、時代変遷とともに内容を磨き上げ、必要に応じて新たなプログラムを導入している。生徒にとっては、世界の教育レベルの高さを体感することで「自分もがんばろう!」という学習意欲を沸かせる刺激的な機会だといえる。

※「グローバル教育特集」の連載一覧はこちら




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