2015-07-23

グローバル教育特集 取組校の紹介
文化学園大学杉並高等学校


2015年4月、文化学園大学杉並高等学校に「ダブルディプロマコース」が誕生した。カナダ・ブリティッシュコロンビア州(以下、BC州)政府が世界中に展開している「海外校」として、日本で初めて文化学園大学杉並高校が認可された。

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このコースでは、日本のカリキュラムと同時進行で、BC州と同じカリキュラムを3年間英語で学ぶ。つまり、杉並区の文化学園大学杉並高等学校に通いながらカナダに留学するのと同じ教育を受けられる。

現在15名の生徒が同コースに在籍しており、附属の中学校から5名、帰国生入試を含む高校受験から10名(国内生8名、帰国生2名)という構成である。


世界最高水準の教育を日本で受けられる


PISAの学習到達度調査でBC州は世界第5-10位を保っており、教育水準が高い。さらに、オールイングリッシュで行われるBC州のカリキュラムには特徴がある。

例えば「Planning10」という科目は、人生の目標を設定し、判断力、責任感などを養うことで自律した人間になるための授業だ。ここでは主に「教育と進路」「健康」「財政」の3分野を学ぶ。

「Language Art10~12」では、言語の6技能(スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、ビューイング(鑑賞)、リプレゼンティング(発表))を通じて、アクティブラーニングの手法で英語力を鍛える。

数学と理科は、日本とカナダの両教員が合同で授業を行う「CO-Teaching」という手法をとっている。「英語だと論理立てた説明であるため、日本語よりも理解しやすい」と語る在校生もいる。

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日本と海外、二つの高校卒業資格を取得できる


高校卒業時には、日本の高校の卒業資格とカナダの高校卒業資格の両方を同時に取得でき、ダブルディプロマを取得した後は、日本も含めて世界中の英語圏の大学受験が可能となる。 その際、TOEFL(R)やIELTS、SAT(R) など留学生(一般の日本人高校生)に必須のテストを受験する必要が無いのも大きな魅力だ。


わが子を通わせたい!と思っても、保護者として気になるのは学費であろう。

諸経費など含め、初年度納入金は1,533,600円(別途短期留学費が約60万円)、3年間で420万円を超える。この金額に驚く人もいるはずだが、実際にカナダに留学すると1年間だけで約300万円はかかると言われている。しかも、たとえ高校時代に1年間交換留学をしてもカナダの卒業資格は得られないのだ。


日本にいながら世界の本物の学びができ、日本と海外の両方の高校卒業資格を取得できる「ダブルディプロマコース」に今後も期待したい。

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