2009-12-22

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面接対策

近年増加傾向にある高校入試での面接試験。
最近では公立高校でも実施されることが多くなり、約7割の都道府県が公立高校の入試に導入。 推薦入試ではほぼ全校が実施しています。
面接の対策は、どのようにすればいいのか?面接ではどのようなことを聞かれるのか?
初めての面接、誰もが悩む対策法をていねいに解説した『高校入試面接対策』から、受験生にお役に立つ内容を特別に公開します。

【第1回】 面接試験とはどんなもの?

★ 面接試験の基本を知っておこう!

ここでは、面接試験についてのさまざまな情報を紹介します。面接試験とはどのようなものか、何が求められているのかをしっかりとらえよう。

◆増える面接試験

面接試験は年々増える傾向にある。各都道府県の公立高校入試でも、最近では一般選抜において約4割の都道府県で受験者全員に面接を実施した。そのほか約3割の都道府県でも、ほとんどまたは一部の学校で受験者全員に面接を実施している。

◆推薦入試ではほぼ全校が実施

定員枠が増えた推薦入試では、ほぼすべての高校が面接試験を実施している。公立高校の推薦入試では全県が面接を実施している。

◆なぜ面接試験が増えているんだろう?

面接試験が増加しているのは、高校が学力だけでなく、受験生の人がらを見ようとするようになったからだ。その背景には、次のような理由がある。

【コミュニケーション力の重視】

相手の話をきちんと聞いて、正しく理解し、自分の意見をはっきりと伝えるコミュニケーション力が高校では重視されている。授業が理解できなかったり、落ち着いて話せなかったりすると困るからだ。

【高校を中途退学する生徒の増加】

全国的に高校の中途退学者が増加している。せっかく入学しても途中でやめてしまっては高校も困るので、面接でやる気を確かめようとしているんだ。

【いじめや問題行動の増加】

いじめや問題行動は、学力には関係ない。学力試験ではわからない受験生の正義感や生活態度を、高校の先生は知りたがっている。

★ これが面接試験の評価ポイントだ!

高校によって重視する項目の違いはあるが、面接で高校が見ようとしているポイントはだいたい決まっている。その代表的なものを紹介しておこう。

(1)聞く態度、話す態度はしっかりしているか

コミュニケーションの基本が身についているか、特に人の話をきちんと聞き、正しく理解する力があるかどうかを見ようとしている。

高校では、どの授業も中学校よりグンと高度になるから、難しい授業をしっかり聞き取って理解できる力が求められる。また、自分の気持ちや考えを、感情に振り回されずに順を追って説明する力も、高校生活を送るうえで重要視される。

●ココをCHECKされる

・質問を聞くときの姿勢や目の動きなど

・「中学校の思い出」などの質問に順序立てて答えられるか

(2)入学への意欲は高いか

「この学校で学びたい」という強い希望が感じられるか、高校でやりたいことや夢をしっかり持っているかを見ようとしている。

何となく高校に進学するのではなく、やりたいことや目標があって真剣に高校を選んでいることが、高校での生活を有意義に送るうえで重要だ。宗教教育などを行っている特色のある高校では、それを理解し、共感しているかも大切な要素だ。

●ココをCHECKされる

・面接の前後の態度

・「志望動機」などの質問への答え方

(3)生活の基本やけじめがきちんとしているか

高校生になる年齢にふさわしい、生活の基本やけじめがきちんとついているかを見ようとしている。

善悪の区別がきちんとできるか。正義感や道徳の意識がしっかり備わっているか。中学校に比べて自由度が広がる高校生活では、自分の中にきちんとした行動の基準が必要だ。高校の先生もそれを重要視している。

●ココをCHECKされる

・「休日の過ごし方」「おこづかい」に関する質問への考え方

・「マナーやモラル」などの質問に対する意見

(4)家庭の教育方針はしっかりしているか

高校の校風や教育方針を保護者が理解し、必要があればきちんと協力してくれるかどうかを見ようとしている。

保護者が高校の教育方針に無関心だったり、非協力的だったりすると、高校は十分に教育の効果を発揮できない。受験生と保護者の面接を実施する高校では、特にこのポイントが重要視される。

●ココをCHECKされる

・「家族」に関する質問への答え方

・保護者面接の場合、保護者のしつけ、教育への考え方

(5)元気さ・力強さ・前向きさがあるか

自分で目標を決めて、実際に行動する力があるか、物事を前向きに考えることができるかを見ようとしている。

高校入試で疲れきってしまい、せっかく志望校に合格したのに、入学後ズルズルと成績が下がるようでは困るだろう。たとえ挫折を経験しても、そこから何かを学びとり、前向きに立ち直る姿勢でありたい。

●ココをCHECKされる

・返事の声、話すときの表情

・「趣味」「部活動」などに関する質問への答え方

(6)落ち着き・集中力・忍耐力があるか

1つのことに意識を集中させ、粘り強く取り組むことができるかどうかを見ようとしている。

集中力がなく、何事にもすぐ飽きてしまうようでは、レベルの高い高校の学習内容を身につけられるかどうかが不安になってしまう。つらいこと、大変なことからすぐに逃げ出してしまわないことも、高校生として大切なことだ。

●ココをCHECKされる

・控え室での態度、面接のときの動作

・「自分の性格」などの質問への答え方

(7)表と裏のある性格ではないか

場所や状況によって、極端に態度が変わることがないか、相手によって極端に態度を変えることがないかを見ようとしている。

相手によって態度が変わったり、誠実でない行動をとったりするようでは問題があると思われかねない。高校で先生と生徒がお互いに信頼しあうためには、ウソや見せかけのない素直な態度が大切だ。

●ココをCHECKされる

・面接の前後の態度

・「友人関係」「親友」などの質問への答え方

ワーク形式になっており、書き込みながら自分だけの対策本ができる!
『高校入試 面接対策』の実際のページを紹介します!

● ワーク例
『自己紹介』…第3章「実践!よく出る質問100」より

syoron_16-17

● 面接前の心構えをおさらい!
『保護者面接想定質問』…第4章「保護者面接虎の巻」より 

syoron_40-41

さらに!本書には、聞きながら練習できる「実践CD」、家族や友人と練習できる「面接カード」、面接当日に試験会場まで持っていける「直前チェックブック」つきです。




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