いよいよ夏休みですね。夏休みは何の勉強をしようか、どのようなスケジュールで過ごそうか考えている受験生に、先輩からの体験記をお届けします。
Yさん 都立駒場高等学校(普通科 1年生)
<受験校の決定時期、受験校の決定理由>
●決定時期:中学3年生の7月頃
●受験校の決定理由:学校説明会と文化祭に参加して、先生方や先輩方の雰囲気がよかったからです。また、学校説明会時に、コミュニケーション能力の重要性を話されていて、ただ勉強ができるだけではなく社会に通じる人を育てる、という方針に魅力を感じました。同じく、文武両道の精神にも魅力を感じました。
英語 | 一学期の文法事項の確認。長文に今から触れておくことと、単語・熟語を覚えることを夏から始めると後が楽です。 |
数学 | とにかく、たくさんの色々なタイプの問題に触れて、解き方をある程度覚えてしまうことが大切。 |
国語 | 漢字の練習。普段から、文章を読む機会を設けると良いと思います。 |
理科 | 今まで習ってきたところで、苦手な部分の確認。夏に苦手をつぶしておくと残りの時間をたっぷり復習に当てられます。 |
社会 | 国の位置を覚えておく。公民・歴史は覚えることが多いので地理は視覚で覚えておくと良いです。歴史は、まず流れをつかむことが大切だと思います(奈良→平安→鎌倉・・・など)。 |
6時間
中学数学解法事典(文英堂)・・・数学でわからないことは、だいたいこれで解決していました。
一度、勉強をやめて眠ったり、少しの間好きなことをして気分転換をしてから、また勉強に取り組みました。眠るときは、何時間も眠ってしまうのではなく、一時間以内の仮眠にしていました。
夏休みは、自分のペースで、ある程度ゆとりをもって勉強をすることができる機会です。冬休みになってしまうと、もうゆとりはありません。だからこそ、苦手を夏休みのうちに潰しておくことが必要になります。特に英単語・漢字などは覚えたら覚えただけ得点をとれる機会が増えるので、今から取り組んでおくとよいと思います。高校生になっても十分使うものなので、覚えて損はありません!
また、昼夜が逆転する生活は(二学期になってから、また元の生活に戻すことを考えるとわかると思いますが)大変です。自分の生活リズムを保って、あまり無理せずに勉強に取り組む過ごし方がベストだと思います。