秋も深まり、冬の足音が聞こえてくる時期になりました。
寒暖の差も激しいので体調管理はしっかりして、風邪を引かないようにしましょう。
この季節、木々の葉が赤や黄色に色付き、紅葉を見に行くのも楽しみですね。
また、黄色いイチョウ並木もとても綺麗な季節です。
その一方、イチョウから落ちた実が銀杏並木を臭くしてしまいますよね。
でもこの銀杏の実はとても美味しいのです。きっとお好きな方も多いのではないでしょうか。
免疫力を高める栄養素としては、βカロテン、ビタミンC、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
銀杏は遠い昔から中国では咳に効く漢方薬として用いられていました。
しかし、銀杏には中毒性のある成分やビタミンB6との拮抗性のある成分が含まれているため、食べ過ぎてはいけません。
特に小児の場合は数粒でも中毒症状を起こしたという報告もあるので、10歳以下のお子さんには銀杏を食べさせないようにしてください。
銀杏の食べ方は、私はシンプルに塩炒りにするのが好きです。
小料理屋などで出されるように、油で揚げたものも上品でとても美味しいですよね。
ほかには茶碗蒸しに入っている銀杏もとても美味しくいただきます。
小さく黄色い可愛らしい実であることからも、上品な和食に重宝される食材です。
半分に割った竹串で挟んでいたり、見た目にも美しく盛り付けることができます。
綺麗なイチョウ並木を眺め、美味しい銀杏を召し上がってみてください。
医学博士(免疫アレルギー学)で免疫料理研究家のToshiが免疫学の基礎をレクチャーします。さらに、家族が喜ぶ「美味しく」、「楽しく」、「健康に」をモットーにした、免疫力を高め、受験勉強や入試に打ち勝つレシピを掲載します。受験生のご家族必読!毎月1回更新予定です。