免疫料理人の健康生活アドバイス

2010-11-17健康免疫相談室

インフルエンザから身体を守る!

 

Q: 受験前は体調管理には気をつけていますが、特に怖いのがインフルエンザです。 インフルエンザの対処方法と予防を教えてください。


A: 今年は暑い夏が長く続きましたね。

やっと涼しくなってきたかなと思ったら、今後は一気に冷え込む季節に変わりました。

こういう時は風邪を引きやすく、私の周りでも風邪引きさんが目立ちます。

寒い冬が近づくと、風邪だけでなく、流行してくる「インフルエンザ」にも気を付けなくてはなりません。


インフルエンザと風邪は、ウイルスの違いによりその症状に違いがあります。

風邪薬はいつ飲むべき? 風邪の対処法」の回で、風邪のときは風邪薬を飲むよりも身体の免疫力を信じて安静にした方が良いという話をしました。

インフルエンザの場合、風邪に比べて強毒性のウイルスのため、確かに身体の免疫によってウイルスを排除しようとはしてくれますが、38度以上の高熱が出たり、関節痛のような全身症状がひどく出たりと、身体にとって負担が大きい症状が多いです。

これらの症状を抑えるために、インフルエンザの場合は、風邪薬とは違ってウイルス感染のメカニズムを狙った薬が開発されています。
風邪薬は熱や炎症などの症状を抑えるものですが、これと異なり、インフルエンザの薬はウイルスの体内での増殖を抑える薬なので、症状が悪化して身体に大変な負担をかける前に、インフルエンザ治療薬で対処することが適した治療だと考えられています。

最近ではインフルエンザ治療薬として、タミフルやリレンザといった薬がちゃんとあるものの、やはりインフルエンザの症状は身体にも負担をかけるし、大変苦しいものです。
しかも、症状は1週間近く続いてしまうので、受験前の大切な時期にはしっかりとした予防が大切です。

インフルエンザウイルスは感染力が強く、感染した人が近くにいるだけで空気感染をしてしまいます。
また、手などの身体に付着したインフルエンザウイルスをそのまま持ち帰り、家の中で感染するということも考えられます。
感染力は強いものの、感染経路は口や鼻の粘膜からの感染が主なため、マスクの着用が大変効果的です。
身体に付着したウイルスも、感染経路は主に手から口などへ入ってくる経路なので、石鹸でしっかりと手を洗うことも効果的です。

 

mask03



インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いので、特に乾燥しやすい冬は室内の湿度を適度に保つことも大事です。
日本では冬に流行しやすいのは、この低温低湿になる気候的な問題だという説もあります。

すなわち、これまでにも話してきたように睡眠不足やストレスなどを避け、栄養のある物を食べて元気に過ごすことだけでなく、インフルエンザウイルスが流行る時期は、室内は適度な湿度を保ちつつも、外出の際は必ずマスクを着用し、手洗いうがいをこまめにすることでインフルエンザの予防になります。


昨年のような新型インフルエンザの大流行の時には、なるべく外に出ないで感染経路を絶つことも大事な予防法ですよ!

 




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プロフィール

医学博士(免疫アレルギー学)で免疫料理研究家のToshiが免疫学の基礎をレクチャーします。さらに、家族が喜ぶ「美味しく」、「楽しく」、「健康に」をモットーにした、免疫力を高め、受験勉強や入試に打ち勝つレシピを掲載します。受験生のご家族必読!毎月1回更新予定です。


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