免疫料理人の健康生活アドバイス

2010-09-29免疫って何?

~免疫力を高める生活~


前回の記事では、身体の中にはさまざまな役割を持った細胞がいて、それらの細胞がからだを守ってくれているというお話しをしました。


免疫を司る細胞たちは、からだの外から入ってくる敵から身を守る働きだけではなく、からだの中で異常が起きて病気にならないようする働きもしてくれます。 からだの中を常にパトロールして異常を見つけ、私たちのからだを病気から守ってくれています。


からだの中の異常というのは、例えば、癌(がん)が挙げられます。 正常に働いていた細胞が、なんらかのキッカケによって異常な増殖を始めると、この細胞たちが癌細胞となって病気になります。 普段の生活の中で、癌細胞になってしまうキッカケはたくさんあります。 紫外線やタバコの煙などもその一つです。


からだが健康であり、免疫細胞がちゃんと働いてくれている時は、このようなキッカケによって異常が起きた時すぐにこの異常を取り除いて正常な状態を保ってくれているのです。

ですので、健康でいるためには免疫力を高めることがとても大事なことなのです。


では、どうやって免疫力を高めたら良いのでしょうか?

免疫力を高める前に、免疫力を低下させてしまうことを知りましょう。 代表的なものは、ストレス・過労・運動不足・睡眠不足です。


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普段の生活の中で、生活リズムが崩れたりすると、睡眠不足になったり、ストレスが溜まったりと免疫力が低下してしまいます。しかし、生きている限り、どうしても免疫力を低下させてしまう事は避けられません。


そこで、普段のちょっとした気遣いで免疫力を回復させることが望ましいのです。

運動をしたり、規則正しい生活をすることも大切ですが、それらに加えて、日々の食事にも気を付けることで、効果的に免疫力を高めることができるのです。


具体的には、前回お話ししたように、免疫を司る細胞が元気になるような栄養素を摂取することを心掛けると良いでしょう。

まずは細胞の基本となっているタンパク質です。 魚や大豆、お肉なら鶏のささ身のような良質なタンパク質を摂ることをお勧めします。

そして、細胞が元気に働くためには、毒となる活性酸素を取り除いてくれる抗酸化成分が効果的です。 抗酸化作用を持つ栄養素としては、野菜に多く含まれるビタミンやカロテン、ミネラル、そしてキノコに含まれるβ-グルカンなどが挙げられます。


また、お肉の飽和脂肪酸は中性脂肪やコレステロールを増加させてしまう脂肪ですが、魚やアボカド、オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸は、中性脂肪やコレステロールを減らしてくれる役割のみならず、栄養素の吸収を助けてくれる役割もあります。 そのため、野菜との組み合わせで効果的に栄養を摂取することができます。

今は鯖(さば)や秋刀魚(さんま)、松茸(まつたけ)が美味しい季節ですよね。上手に組み合わせて、栄養バランスを保ちましょう。

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規則正しい生活をして、適度な運動をして、栄養のある食事をするといった、ごく当たり前の生活が免疫力を高める上で大切です。 でも、その当たり前のことが、結構難しいと思います。


そこで、この連載では、免疫力を高めることを意識しながら、簡単にできるレシピやからだに良い行いをご紹介していきたいと思います。




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プロフィール

医学博士(免疫アレルギー学)で免疫料理研究家のToshiが免疫学の基礎をレクチャーします。さらに、家族が喜ぶ「美味しく」、「楽しく」、「健康に」をモットーにした、免疫力を高め、受験勉強や入試に打ち勝つレシピを掲載します。受験生のご家族必読!毎月1回更新予定です。


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