免疫料理人の健康生活アドバイス

2011-04-07免疫って何?

睡眠を規則正しくとって健康な生活を

免疫力が低下してしまう要因のひとつとして睡眠不足が挙げられます。

睡眠が不足すると免疫力が下がってしまうと考えられる理由は、身体が休息をしているときに免疫を司っている細胞が活発に働けるようになるからです。

細胞レベルでの話ですが、私たちの身体も疲れた状態ではちゃんとしたパフォーマンスを発揮できずに休息を必要とするということと同じようなイメージですね。

人間の身体はとてもよくできていて、働く時と休む時を交互に行うリズムを持っています。
これを概日リズムといって、日が昇ると活動を始めて、日が沈むと休息に入るように身体が持っているリズムです。

光を浴びはじめてから10数時間経過すると、身体の中ではメラトニンという物質が作られます。
このメラトニンが身体に働きかけ、体温を下げて身体休息の状態へと導く副交感神経の働きを助けます。
すなわち、身体が光を浴びることによってメラトニンを産生し、身体のリズムを整えてくれています。(参照:運動はどんなタイミングだと効果的?


さらに最近では、概日リズムを司る遺伝子とその働きがたくさん報告されるようになってきました。
太陽の光と身体の関係が遺伝子的に制御されているということです。
日が昇ったら働いて、日が沈んだら休むというリズムは遺伝子の観点からも大切なことだという証明がされ始めてきています。
これらの研究は様々な疾患リスクや肥満リスクとも関係しているというデータも出てきています。

身体が休むべき環境を体内からも作り出し、休息時に免疫細胞をはじめとして身体の様々な機能を整えているのでしょう。
早寝早起きで、適度な睡眠時間を維持した生活を送ることで身体の状態はメンテナンスすると言っても良いでしょう。

夜更かしをして勉強をがんばりたい!という気持ちもとても良く分かります。
しかし、身体の状態をベストに保つことが、風邪などの予防にもなりますし、活動の効率を高める上でも一番大事な事なのです。

メリハリをつけて、がんばる時はがんばり、休む時にはしっかりと休んで身体を元気に保ちましょう。




  • はてなブックマークに追加
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • Google+でシェア


テーマ一覧

ブログ内検索

プロフィール

医学博士(免疫アレルギー学)で免疫料理研究家のToshiが免疫学の基礎をレクチャーします。さらに、家族が喜ぶ「美味しく」、「楽しく」、「健康に」をモットーにした、免疫力を高め、受験勉強や入試に打ち勝つレシピを掲載します。受験生のご家族必読!毎月1回更新予定です。


月別

以前の月を見る

編集部オススメ
受験に関するアンケート受験に関するアンケート

英語入試についてどうお考えですか?【保護者に質問】