免疫料理人の健康生活アドバイス

2011-10-05免疫って何?

免疫システムでノーベル医学生理学賞

10月3日、今年のノーベル医学生理学賞の受賞者が発表されました。
毎年、この時期は「今年はどんな研究がノーベル賞を取るのだろう」と気になります。
昨年は体外受精の技術に対してノーベル医学生理学賞が贈られました。
今年の受賞は、「免疫」のシステムの基本原理を解明した研究者が受賞しました。

今日はその研究についてお話します。




アルフレッド・ノーベル像(ストックホルム)



なぜ、免疫力を高めることが必要なのでしょうか?
免疫の基本的な考え方は以下の通りです。

「外から入ってくる異物(細菌やウイルスなど)」と「体内で生じる異物(がんなど)」からからだを守ること

この基本的な考え方は、人間が生きていく上で最も重要な役割となります。


わたしたちは、体内外からの異物からからだを守ることで毎日元気に生きていくことができます。
免疫が弱くなるとからだの中で異変が起こります。
疲れていると風邪のウイルスが体内に侵入して風邪を引きます。
ストレスなどで免疫が弱くなると胃炎になることがあります。
このように免疫が弱っている状態だと、元気なときは影響されない体内外の細菌やウイルスからからだをまもれなくなり、体外からの侵入を許してしまったり、体内での働きを止められなくなります。

しかし、それだけでは人間はまだ負けません。
今度はからだの中の別な免疫システムが働くことで、すでに侵入した外敵や内部の異物と戦います。
この時に炎症が起こり、熱が出たり、様々な症状が出るのです。

このように、免疫には外から入ってきた外敵にすぐに反応してからだを守る仕組みと、さらに強力に外敵を識別して攻撃して体内から排除する仕組みの二つの段階に分かれています。

今年のノーベル医学生理学賞を受賞したボイトラー博士、ホフマン博士、スタインマン博士は、この二つの段階で重要な役割を担う分子と細胞を発見したことにより、受賞をすることとなったのです。


免疫が関わる病気はたくさんあります。
がん、リウマチ、ぜんそく、アトピーなどなど……。
これらの病気を治すための研究はまだまだ開発中ですが、彼らの研究成果から新しい治療の糸口が見つかったのです。

これからもたくさんの研究が進み、これまでに治らなかった病気も治るようになることが期待されます。
しかし、病気になる前から気をつけられることもたくさんあります。
だからこそ、私はここで免疫力を高める料理や生活習慣を提案し、いつまでもみんなが元気でいられるように願っています。



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プロフィール

医学博士(免疫アレルギー学)で免疫料理研究家のToshiが免疫学の基礎をレクチャーします。さらに、家族が喜ぶ「美味しく」、「楽しく」、「健康に」をモットーにした、免疫力を高め、受験勉強や入試に打ち勝つレシピを掲載します。受験生のご家族必読!毎月1回更新予定です。


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